目次
ドイツ原産のミニチュア・ダックスは寒さに強い犬種ですが、比較的暑さにも強いと言われています。
とはいえ、高温多湿の日本の夏を対策なしで過ごすのは危険です。
- うちの子は夏も元気だけれど、暑さ対策はしなくていいかな?
- 留守番の時間が多いけれど注意することはある?
- 老犬になってきて、若い時より暑さに弱くなった気がする
- ミニチュア・ダックスにクール服を着せたいけれどサイズが合う服が見つからない
この記事では、ミニチュア・ダックスが快適に過ごすための夏の疑問や悩みを解決。
記事の後半には、ミニチュア・ダックスにぴったりサイズのかわいい夏服の紹介もあるのでお楽しみに!
ミニチュア・ダックスは暑さに強い?
ミニチュア・ダックスは比較的、暑さに強い犬種と言われています。
けれども、実は熱中症リスクも高く、夏の散歩や留守番には注意が必要です。
地面に近いため暑さを感じやすい
マズルが長いミニチュア・ダックスは、咽頭気道が広くスムーズに呼吸できるため体熱を発散しやすいといえます。
そのため、短鼻種の犬と比べると熱中症リスクは低めです。
とはいえ、他の犬種に比べて体全体が地面に近いため、マズルの長い犬種の中では熱中症リスクが高いので注意が必要です。
照り返しや地熱の影響で、夏は地面に近いほど体感温度が高くなります。
たとえば、150cmの身長の人の体感気温が32.3°Cの場合、地面に近い5cmではなんと36°C以上まで体感温度が上昇!
とくに足が短く胴が長いミニチュア・ダックスは、地面の熱の影響を大きく受けてしまいます。
ミニチュア・ダックスはお出かけ好きな子も多く、元気いっぱいで暑さを感じていないように見えるかもしれません。
けれども実際は、これだけの温度差があることを忘れず十分気をつけましょう。
被毛がブラックの子は熱中症要注意!
被毛のカラーが150種類以上もあるというミニチュア・ダックス。
なかでもブラックタンやブラックイエローといった黒が入った子や暗めのカラーの子は、熱を集めやすいため熱中症に気をつけてください。
クリームなど淡い色の子と比べてリスク差がどれ位あるかの例に、炎天下でカラーの違う布を比べた実験があります。
白の布が30°Cの時、なんと黒の布では45°Cを超えるという結果が発表されました。
カラーが濃い色の子は、白や淡い色、比較的に熱を反射しやすい赤などのクール服で紫外線から守ってあげましょう。
参照:2020年度日本地理学会春季学術大会「最小スケール気候変動適応策としての被服色彩選択効果について」p.97
ミニチュア・ダックス夏の散歩対策
地面に近いミニチュア・ダックスに負担がかからないように、暑い日中の散歩を避けて、早朝や夜の涼しい時間に散歩しましょう。
気温が涼しくなっていても、日中の熱が残ってアルファルトが熱い場合もあります。
気温が約30°Cの時、昼間のアスファルトの温度はなんと50°Cになることも。
昼間の熱が残った地面は体感温度が上がるだけでなく、肉球が火傷することも。
なるべく昼間に日陰だった場所や、土や草の上を選んで歩くようにしてください。
参照:一般社団法人環境情報科学センター「まちなかの暑さ対策ガイドライン」
ミニチュア・ダックス夏の留守番対策
ミニチュア・ダックスが快適に過ごせる夏のエアコンの設定温度は約25〜26°C、湿度は60%以下です。
暑さに強いからといって、留守番中にエアコンを切ってしまうのはNGです。
夏の留守番ではエアコンの人感センサーに注意!
留守番時に注意したいのが、人感センサーのあるエアコンです。
人感センサーは身体の小さなミニチュア・ダックスには反応しない可能性が大きく、誰もいないと判断されエアコンが切れてしまいます。
留守番時に使用する場合には必ず設定を確認、人感センサーをオフにしておきましょう。
また、エアコンの風が直接あたらないようにし、体が冷えた時に移動するための暖かいマットやベッドも用意してあげましょう。
留守番時には、自分で体温調整できる環境を整えておいてあげることが大切です。
水分補給できる場所を複数用意する
いつでも水分が取れるように、たっぷり用意してあげましょう。
できれば何か所か用意してあげて、飲みたくなったらスグに飲めるようにしてあげるといいですね。
■関連記事■
エアコンをつけた室内で熱中症?犬の留守番・熱中症対策の注意点
ミニチュア・ダックスの熱中症対策は肥満に注意
夏になって運動量が落ちてきても、食いしん坊のミニチュア・ダックスは食欲が落ちることはあまりありません。
けれども、あまり動かないのに同じように食べさせてしまったり、散歩の時間が短くなった分オヤツを食べる時間が増えてしまっては、体重が増えてしまいます。
ヘルニアを発症しやすくなる、地面に体がより近くなって熱中症リスクがあがるなど、肥満は百害あって一理なしです。
夏は散歩の時間が短くなる分、室内でできるゲームなどで体を動かしてストレス発散させてあげましょう。
ミニチュア・ダックスシニア犬の暑さ対策
老犬になると体の水分量が減ってきます。
さらに、喉が渇いたことに気がつきにくくなったり、筋力が落ちて水のある場所までの移動が辛いため水を飲む機会が減ってきます。
老犬は熱中症対策に重要な水分補給が難しくなるため、定期的に水を飲ませてあげるようにしましょう。
また、暑さには比較的強いと言われているミニチュア・ダックスも、老犬になると体温調整が苦手になってきます。
散歩の時間帯はとくに注意して、涼しい時間帯に無理なのない距離と時間に行くようにします。
暑がるからと夏の間の散歩をやめてしまうと、冬になった時に体力や運動能力が落ちてしまい以前のように歩けなくなることもあります。
老犬は身体機能の衰えが早いため、暑さ対策をしっかりしながら散歩の習慣を続けて老化のスピードを加速させないようにしてください。
夏は朝や夜でも気温が下がりきれない日も多くなります。
体温調整が難しい老犬は、暑さ対策にクール服やクールアイテムを活用するとよいでしょう。
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