猫のロシアンブルーってどんな性格?「猫ではない」と言われるほどの忠誠心を持つ #129
目次
ロシアンブルーは綺麗な毛艶でアッシュブルーの皮毛、グリーンに輝く瞳を持っています。
これらの特徴から常に人気の高い品種の猫です。
その性格は穏やかで、「猫ではない」と言われるほど忠誠心も高いです。
そんな高貴の印象を受けるロシアンブルーについて、以下のような疑問を感じていませんか?
- 「猫ではない」と言われる性格とは、具体的にはどんなもの?
- 飼育を検討しているけど、飼う際にコツや注意点ってあるのかな?
- そもそもロシアンブルーの由来はどこから?
そこで本記事では、ロシアンブルーのルーツだけでなく、その性格や特徴を解説します。
また、飼育する際のコツや注意点も合わせて解説しているので、興味ある方はぜひ最後までご覧ください。
ロシアンブルーのルーツ
ロシアンブルーの原産国は、その名の通りロシアです。
元来、ロシア皇帝のペットであり、ビクトリア女王のお気に入りの猫だったと言われています。
ロシアからヨーロッパに移ったことには、船乗りのボートに同乗したことにあります。
アメリカに渡ったのは1900年代初頭です。
しかし、その頃のロシアンブルーは今の姿を確立していません。
のちに北米のブリーダーが、スカンジナビアとイギリスの双方から猫を輸入し、それらと交配させることで今日のロシアンブルーの姿に至りました。
参考:TICA-Russian Blue Breed–
ロシアンブルー5つの性格|猫ではない!?犬のような忠誠心
ロシアンブルーの性格は、以下の5つが挙げられます。
- 「ボイスレスキャット」と呼ばれるほど静か
- 「猫ではない」と言われるほどの高い忠誠心
- 特定の人に多大な愛着を示す
- 神経質で人見知り
- 遊びが大好き
「ボイスレスキャット」と呼ばれるほど静か
「ボイスレスキャット」と呼ばれるほど鳴くことが少なく、静かな環境で飼育できます。
「猫ではない」と言われるほどの高い忠誠心
「猫ではない」と言われ、犬のような高い忠誠心を持ちます。
一般的に猫は、自由気ままな性格をしている品種が多いですが、ロシアンブルーは対照的です。
従順かつ知的な個体が多く存在します。
中には飼い主さんの帰宅を玄関で出迎えてくれる個体もいるほどです。
特定の人に多大な愛着を示す
従順な性格もその相手を選び、特定の人に多くの愛着を示します。
家族で飼っていると、全員に愛情を注ぎます。
しかしその中でも、「お兄ちゃんには懐くのに、妹にはそこまで…」など、懐き具合に明らかな差があるケースも少なくありません。
つまり、特に認める相手を選り好みする一面もあるということです。
神経質で人見知り
神経質で人見知りの性格をしています。
そのため、来客時などには人目のつかない場所に逃げ込むこともあります。
人間に限らず多頭飼いを検討している場合も、他の品種と比較して、より慎重にことを進める必要がありそうです。
参考:猫同士の相性を見極める期間はどれくらい?多頭飼いする前に知るべき3つ注意点
遊びが大好き
ロシアンブルーは狩りの習性が強く残っており、遊ぶことが大好きです。
猫のおもちゃとして代表格の「猫じゃらし」などは、最適な遊び道具になります。
飼育を検討している、もしくはすでに飼育している方は是非とも用意してあげたいアイテムですね。
参考アイテム:iCat ふんわり羽じゃらし アイキャット
ロシアンブルーの特徴
ロシアンブルーの特徴には、以下の要素が挙げられます。
- 「ロシアンスマイル」と呼ばれる微笑んだ表情をする
- グリーンカラーの瞳(子猫はキトンブルー)を持つ
- アッシュブルーの美しい皮毛をしている
- 猫アレルギーが発症しにくい
「ロシアンスマイル」と呼ばれる微笑んだ表情をする
「ロシアンスマイル」と呼ばれる表情で微笑むことが1つの特徴です。
その微笑みと美しいルックスと合わせて、天使のような猫と言われることもあります。
グリーンカラーの瞳(子猫はキトンブルー)を持つ
美しいルックスの要素として、瞳の色が挙げられます。
一般的に成猫した個体は、グリーンカラーです。
また、子猫のときは淡いブルーで、「キトンブルー」と呼ばれる瞳の色をしています。
キトンとは英語表記で「kitten」、意味は「子猫」です。
つまり、成長過程でブルーからグリーンに瞳の色が変化します。
アッシュブルーの美しい皮毛をしている
瞳の色に加えて、綺麗な毛艶をしたアッシュブルーの皮毛を持ちます。
その毛質は厚めで柔らかいもので、皮毛の構造は「ダブルコート」です。
これらの特徴から実際よりもボリューム感が出ています。
猫アレルギーが発症しにくい
数多く存在する品種の中でもロシアンブルーは、猫アレルギーが発症しにくいです。
理由は抜け毛が少ないこと、猫アレルギーの原因となる「アレルゲン」というタンパク質の生成量が少ないためです。
ちなみに、同様の特徴を持つ品種には「サイベリアン・フォレスト・キャット」が存在します。
参考:大きいサイベリアン・フォレスト・キャットを飼うのは大変?性格や特徴は?
飼育する際のコツと注意点
実際に飼育する際には、ロシアンブルーの性格や特徴から以下のようなコツや注意点が存在します。
- ストレスを与えない環境づくり
- 適したキャットフードの選択
- すぐに表れる肥満体型
ストレスを与えない環境づくり
ストレスを与えない環境づくりが重要です。
理由はロシアンブルーの警戒心が強く、神経質な性格にあります。
客人の来客が多い家は、嫌がる可能性も考えられます。
その際は、別の部屋に移すなどの対策を取り、心地の良い環境にいさせてあげましょう。
適したキャットフードの選択
神経質な性格から、気に入らないフードは食べない個体も存在します。
また、好まないものを無理に食べさせようとすることで、ストレスを感じて体調を崩すこともあり得ます。
しかし、「好んで食べるものならなんでもOK」というわけではありません。
できるだけ好みなものに加えて、栄養素の取れた食事が望ましいです。
特に筋肉質が特徴の品種であることから、タンパク質の摂取は意識してあげましょう。
すぐに表れる肥満体型
ロシアンブルーはスタイリッシュな体型をしていることから、太るとすぐに外見に表れます。
食べることを好む個体も多いため、食べ過ぎには注意が必要です。
つまり、栄養素だけでなく、食事量における管理も行う必要があります。
飼うならこんな人にオススメ!
ロシアンブルーを飼育するのであれば、性格や特徴から以下のような人にオススメです。
- 高貴な雰囲気を醸し出す品種を求める人
- 来客など人の出入りが少ない環境で過ごす人
- 猫アレルギーを発症しやすいけど、猫を飼いたい人
- 自由気ままな性格より、犬のような従順さを求める人
ロシアンブルーはルックスやその性格から、高貴とも言える雰囲気を漂わせています。
実際に過去、ロシア皇帝のペットだったとも言われていることから、そのように感じやすいのでしょう。
神経質な性格から、ストレスを感じやすい品種です。
そのため来客など、見知らぬ人の出入りが少ない環境が求められます。
ロシアンブルーは「サイベリアン・フォレスト・キャット」などと同様に、「アレルゲン」というタンパク質の生成量が少ないことから、猫アレルギーを発症しにくいと言えます。
このことから猫アレルギーを発症しやすい人でも、室内で飼える可能性があります。
性格における最大の特徴は「猫ではない」と言われるほど、飼い主に対する忠誠心が高く、従順なことです。
つまり、「猫を飼いたいけど、犬のような性格が良い」と思っている人にとって、最適な品種と言えます。
ロシアンブルーは高貴な雰囲気で犬のような忠誠心を併せ持つ
ロシアンブルーは、高貴な雰囲気で犬のような忠誠心を併せ持つ品種です。
これらの性格や特徴には、多くの人が魅了されます。
しかし実際に飼育する際には、上記の特徴以外の内面的な性格を考慮した上で育てることが求められます。
性格については、以下のような特徴があります。
- 「ボイスレスキャット」と呼ばれるほど静か
- 「猫ではない」と言われるほどの高い忠誠心
- 特定の人に多大な愛着を示す
- 神経質で人見知り
- 遊びが大好き
また、飼育時のコツや注意点は以下のことが挙げられます。
- ストレスを与えない環境づくり
- 適したキャットフードの選択
- すぐに表れる肥満体型
ルックス的な特徴が特に人気のロシアンブルーですが、ストレスや肥満体型が原因で、体調を崩してしまっては元も子もありません。
末長く元気で、気品溢れる姿でいさせてあげたいですね。
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