エリザベス女王の愛犬としても知られているコーギー。
2012年にイギリス・ロンドンで開催された夏季オリンピック開会式で流れた映像にも登場し、話題になりました。

いつもエリザベス女王の足下にいるため、ダイアナ元妃はコーギーたちを「moving carpet（動くカーペット）」と呼んでいたとか。

たしかにカーペットみたいにふわふわですよね。
そんなふわふわの被毛をもつコーギーゆえの汚れと抜け毛はお手入れが大変です。
とくに秋〜冬は抜け毛も増え、汚れやすい原因も増える憂鬱な季節。

しっかり対策をして快適な秋冬を過ごしましょう。
記事の最後にはコーギーにぴったりの新作・秋冬ドッグウエア紹介もあります。
お楽しみに！

コーギーは寒さに強いふわふわのダブルコート

犬の被毛はシングルコートとダブルコートの2種類。
コーギーは被毛が二重構造になったダブルコートです。
ダブルコートは
・紫外線や外部刺激をカバーするオーバーコート
・保温や体温調整をするアンダーコート
に分かれています。

この二重構造によってコーギーは寒さに強く冬でも元気に過ごせるのです。

またダブルコートでも犬種によって被毛のボリュームが異なります。
コーギーはダブルコートの中でも被毛のボリュームがかなり多い犬種です。
これも寒さに強い要因といえるでしょう。

コーギーの魅力といえば短い足とモコモコのお尻、そしてこのふわふわの被毛。
しかしこの寒さを防いでくれるふわふわの被毛は、他の犬種と比べて汚れやすくて抜け毛もたっぷり。
お手入れが大変と多くの飼い主を悩ませている原因でもあります。

コーギーの飼い主を悩ませる換毛期

ダブルコートの犬は季節に適した夏毛と冬毛に抜け変わることで体温を調整します。
人が夏はTシャツを着て冬になるとセーターを着るのと同じで、換毛は犬の衣替えのようなものです。
換毛期は意外に長く1〜2ヶ月ほどかけ全身の被毛が抜けて生え替わります。
この抜け毛の量がコーギーはかなり多い方の犬種です。

毎日掃除機をかけても部屋中抜け毛だらけ。
なでるだけで抜け毛がまうのが見える。
なんて声もよく聞かれます。

最近は快適な室温で暮らしているコーギーも多いため、換毛がしっかりできない子も増えてきています。
真冬に換毛が始まったり、換毛期が終わらずずっとダラダラと続いたりすることも。

飼い主は大変ですが、きちんと換毛ができているのは健康な証拠。
換毛期のお手入れを意識して、いつまでも艶やかなふわふわの被毛をキープしてあげましょう。

換毛期のお手入れ方法

ブラッシング

換毛期のお手入れで一番大切といってもいいのがブラッシングです。

ブラッシングすることで浮いている被毛がしっかりと取り除かれ、換毛が促進。
これにより季節感をおぼえづらい室内飼いのコーギーもスムーズな換毛ができます。

またブラッシングには皮膚のマッサージ効果も。
抜け毛や浮いている毛を取ろうとしてムリに逆方向にブラッシングしてはいけません。
ブラッシングする時には被毛の流れにそって、頭から尻尾の方へとかしてあげましょう。

健康な被毛のために、換毛期以外の時期もブラッシングはかかさないようにしましょう。

トリミング

また換毛期のお手入れではトリミングも大きな役割を果たします。
シャンプーでは汚れを落として皮膚を清潔にするのはもちろん、抜け毛や浮いた毛を洗い流してくれます。
トリミングではプロがカットやブラッシングをしてくれるので、抜け毛の除去や被毛のケアもバッチリ。
皮膚の様子を見てなにかトラブルがあれば伝えてくれます。

コーギーはもこもことしていて家庭ではケアしきれない部分が多いです。
プロにお願いすることでコーギーのふんわりとして艶やかな被毛をキープしましょう。

散歩時には服を着せる

カフェなどの公共の場所に連れて行く場合には、抜け毛対策として服を着せるとよいでしょう。
犬連れもそうでない人も、気持ちよく一緒に過ごしたいですね。

またコーギーは寒さに強いとはいえ、急激な寒暖差が得意ではありません。
室内から外に出れば人間と同じく寒さを感じます。
急激な温暖差で健康を損ねないために汚れ・抜け毛対策をかねて、防寒服を着せてあげましょう。

秋〜冬のコーギーは汚れやすい？！

散歩の時の汚れ対策で最も手軽で有効なのは、服を着せる方法です。

散歩から帰ったら足より先にお腹を拭くという飼い主さんも多いのでは？
お腹までガードできる服を着て散歩にでかけましょう。

実は秋〜冬はコーギーが汚れる原因の増える季節です。
しっかり対策して楽しい散歩タイムを過ごしましょう！

コーギーが秋〜冬に汚れる原因1：静電気

秋〜冬は空気の乾燥した季節です。
気がつくと静電気で地面に落ちた葉っぱやゴミを被毛にびっしりなんてことも。

袖つきの服やしっかりお腹が隠れるデザインのように、汚れをカバーする服がおすすめです。
静電気対策がある素材の服も安心ですね。

コーギーが秋〜冬に汚れる原因2：落ち葉や枯れ草

コーギーは牛を追う牧羊犬として改良され、冬でも活発に動き運動量も必要な犬種です。
そこで気をつけたいのが、なるべく動きやすいデザインの服を選んであげること。

もこもこと着込んでしまうと、動きにくくてストレスになってしまいます。

好奇心旺盛なコーギーは散歩中にあっちをのぞたり、こっちに頭をつっこんだり。
飼い主さんが止めないと、汚れそうな草むらや溝に自らドンドン入っていきます。
時には狭い場所に入ろうとして擦って皮膚を怪我してしまう可能性もあります。
あまりにも汚れそうな場所は上手に誘導して、避けて歩くようにするといいですね。

天気が不安定な季節・コーギーのレインコートを選ぶコツ

足が短くふわふわ被毛のコーギーは、お腹の毛が地面に近くて汚れやすいですよね。
しかもボリュームのある被毛は、まるでモップのようになんでもくっつけてきます。

雨の日はとくに大変！お腹までしっかりとカバーできるレインコートを着せてあげましょう。
雨上がりの散歩でも濡れた地面や水たまり対策として、レインコートは必須です。

散歩後は蒸しタオル＆ブラッシングで

コーギーの散歩後は足を洗ってあげる飼い主さんも多いと思います。
洗った後はしっかりと乾かしてあげてください。

また足を洗うのが苦手な子の場合は、蒸しタオルなどで拭いてあげるだけでもOK。

服を着せていても足やお尻など、出ている部分は汚れがついていることもあります。
散歩後には汚れ落としもかねて軽くブラッシングするようにしましょう。

真冬のアスファルト散歩は肉球ケアを

寒さに強いコーギーですが肉球は別。
肉球で道路を歩くのは人間が裸足で歩くのと同じです。
雪の日や凍った道路はコーギーの肉球にダメージを与えてしまいます。
散歩前に道路の様子をチェックして対策するようにしてください。

• 日の出ている時間に散歩をする（凍った道路を歩かせない）
• 犬用シューズを履かせる
• 雪の日は散歩に出る前に肉球にワセリンを塗る

また雪や雨、凍結などで冷たい道路を歩いたら、帰宅後はしっかり乾かしましょう。
とくに足の指の間は乾きにくく炎症を起こしやすい部位です。
最後に肉球に保湿クリームを塗ってケアしてあげましょう。

2022年新作・汚れやすいコーギーを守るかわいい秋・冬ウエア

iDog WARM REACT 切替ボアベスト

軽くて柔らかいプードルボア素材を使った高機能防寒タンクです。
iDogだけの愛犬用高機能防寒アイテム「WARM REACT」
裏地にはアルミ素材を使った、熱反射性の高い素材を使用しています。
魔法瓶効果で体温を反射してじんわりしっかり保温してくれます。

足の短いコーギーにはノースリーブのウエアが動きやすくてGOOD！
軽い素材なので、お出かけ時はもちろん、お留守番時やシニア犬にもおススメです。

iDog SHIELD COAT スターキルトダウンハーネス

総裏フリースのあったかダウンとハーネスが一つになった便利アイテム。
SHIELD COAT加工で雨や汚れを防ぐので、地面に近いコーギーの強い味方です！

ハーネス部分は前身頃にしっかりと挟み込み、調整可能部分まで縫い付けてあります。
反射素材付ベルトが暗い中でのお散歩も安心です。

iDog DANON 温熱ウォームタンク

ペットの体温を保つ高機能素材「DANON」のタンクトップです。
「DANON」は、蓄熱・保温・消臭・抗菌・UVカットの5つの機能付きの快適機能素材。

じんわり暖かいので、寒い冬の防寒着やインナーにもピッタリです。

愛犬の着心地を最優先に/idogのこだわり

idogでは、お客様からのご意見を元に常に改善を続け、社犬やモデル犬と一緒によりよいパターンを研究開発しています。
愛犬が負担なくのびのびと過ごせるidog独自の立体パターン、是非お試しください。

まだまだある！idogの犬服でホットな冬を！

村田 幸音愛玩動物救命士・ペット災害危機管理士・犬の管理栄養士。犬・猫・うさぎ・ハムスター・亀・熱帯魚・インコ・ヒヨコを家族に育ち、現在は柴犬と暮らす愛犬家。趣味は犬連れ旅行と犬連れごはん。三度の飯と犬が好き。

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