目次
猫を飼っていると「旅行へ行きにくい…」と感じたことはありませんか?
猫と共に過ごす時間は、お互いに幸せな時間になることは間違いありません。
しかし、長期間家を空けることが困難になることも事実です。
具体的には以下のような悩みを抱えていませんか?
- 猫の留守番はどれくらいの期間までOKなの?
- 留守番させるのに必要なものってある?
- 長期的な旅行の場合はどうすれば?
そこで本記事では、留守番させられる期間と必要な準備について解説します。
また、長期的な旅行における対策も記載しているので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
飼い猫を留守番させられる期間
「愛猫と一緒に旅行しよう!」と思っても、そもそも猫はその習性から旅行に不向きな生き物です。
参考:愛猫と一緒に旅行できる?準備すべき7つのものと旅行中の注意点も!
そのため、基本的に飼い主が旅行する際には、留守番させておくことが賢明な判断だと言えます。
個体によりますが、多くの場合、1.2泊程度であれば愛猫にストレスもなく問題ないでしょう。
しかし、短期的な旅行でも飼い主がいない間、何が起きるかわかりません。
そのため、留守番させておく際は、愛猫のために必要な準備をしてあげましょう。
飼い猫を留守番させる際に必要な準備
愛猫の安全のためにも、留守番中の準備は必要不可欠です。
準備するものは、必要に応じて以下の2種類に分類されます。
- 留守番中に必須のアイテム
- TPOに合わせて準備したいアイテム
留守番中に必須のアイテム
留守番中に必須のアイテムは以下の通りです。
- フィーダー(給餌器)
- 給水器
- エアコン
フィーダー(給餌器)と給水器
フィーダーと給水器は、言うまでもなく必須です。
「餌も水も大量に入れておく」という準備も可能ですが、万が一転倒させてしまった場合や、一気に食べ尽くしてしまった場合、その後の食糧やお水がなくなってしまう危険性があります。
また、お水は新鮮なものである方が好ましいことから、より一層給水器の方がベターです。
フィーダーに関しては注意点があります。
多頭飼いをしていて猫ごとにキャットフードが異なる場合は、フィーダーは不適切です。
特に老猫を飼っており、腎臓などのケアが必要な猫にとっては、それに応じたキャットフードを与える必要があります。
この場合は、誤って他の猫の餌を食べてしまう可能性が高いため、自動で餌を与えるフィーダーは避けたほうが賢明です。
対処法は、知人や友人に与えてもらう、もしくはペットシッターの活用などになります。
エアコン
エアコンは基本的に起動させておく必要があります。
猫は野良でも生きられるイメージを持っていることから、気温の変化には強い印象があります。
そのため留守番させる間、エアコンの電源を切ってしまう飼い主さんもいらっしゃるそうです。
しかし人間同様、猫にも過ごしやすい気温が存在します。
具体的には、夏場の冷房は28℃前後、冬場の暖房は20℃前後に設定しておきましょう。
特に夏場の留守番は、熱中症などの危険も生じるため注意が必要です。
参考:暑い夏に猫をお留守番させて大丈夫?エアコン設定など3つの注意点を解説!
TPOに合わせて準備したいアイテム
TPOに合わせて準備したいアイテムは、以下のものが挙げられます。
- 複数のトイレ
- ひとり遊びができるおもちゃ
- ペットカメラ
- 飼い主の匂いがついたもの
- ケージ
複数のトイレ
トイレは複数箇所に設置しておく方が好ましいです。
汚いトイレでは用を足さない猫も少なくありません。
そのため、飼い主が旅行中など、長期的に家を空ける場合は予備のトイレも準備しておきましょう。
ひとり遊びができるおもちゃ
ひとり遊びができるおもちゃも用意してあげたいところです。
飼い主が不在ということであれば、猫じゃらしなどで一緒に遊んであげることができません。
その結果、十分に運動できず、ストレスになってしまうことも考えられます。
おもちゃの趣味は個体によって異なるため、愛猫の好きなおもちゃを置いてあげてください。
参考:【 猫 おもちゃ 】iCat iToy ケリケリカワウソ キャットニップ入り
ペットカメラ
家を空けるのが短い期間でも、「ペットカメラ」を設置しておくと便利です。
外出時に持ち運ぶデバイス(スマホなど)から観察することができます。
飼い主の匂いがついたもの
服や毛布など、飼い主の匂いがついたものがあれば飼い猫は安心できます。
そもそも猫は自身の安全性を考慮し、環境の変化を嫌う生き物です。
このことから、普段一緒にいる飼い主さんの匂いが側にあることで安心感を与えられます。
ケージ
ケージを活用することは数時間が限度です。
つまり、旅行などの長期的な不在には不向きと言えます。
しかし短時間でも家を空ける際に、飼い猫が怪我をしている場合や、多頭飼いで猫同士が仲良くない場合には有効です。
旅行などの長期的な留守番【3つの対策】
旅行などの長期的に飼い猫を留守番させる際には、家の工夫だけでは困難です。
そのため、以下のような3つの対策をとる必要があります。
- 知人・友人に世話を頼む
- ペットシッターを活用する
- ペットホテルに預ける
知人・友人に世話を頼む
知人・友人に世話を頼むことの大きなメリットは、気兼ねなく頼めることと料金が発生しないことです。
また、何かあった場合にすぐに連絡を取ることができます。
特に猫好きで、来訪したことのある知人であれば尚良いです。
細かいところまでお願いしやすいことに加えて、愛猫もその知人に対して慣れている可能性があります。
デメリットは近隣にそのような知人がいない場合や、知人のスケジュールによっては頼めないことです。
ペットシッターを活用する
ペットシッターを活用することで、安価な料金で世話を任せられます。
自宅に招くことから、猫は普段と同じ環境にいることができます。
しかし、お世話と言っても短時間の餌やりなどがメインで、その時間以外は様子を見てもらえません。
料金についても、多くの場合「3000円前後/回」という設定になっています。
また、セキュリティ面での不安を感じる飼い主さんも多いようです。
ペットホテルに預ける
ペットホテルに預けることも、有効な手段です。
メリットはペットを預かるための設備が整っていることや、専門スタッフが在籍していることが挙げられます。
一方でデメリットはホテルまで送る必要があることや、ホテルに応じて条件(ワクチン接種など)があることです。
また、猫は慣れない環境を嫌うことから、ストレスを感じることも考えられます。
仮に飼い主さんが頻繁に旅行や出張に行く場合は、子猫の時期など早い段階からペットホテルに慣れさせておく必要があります。
また、預ける際には「触られることを嫌う」など、愛猫の性格や特徴を細かく伝えてあげましょう。
留守番が苦手な猫の5つの特徴
猫は犬などの他の生き物と異なり、留守番は得意な方です。
しかし、飼い猫の性格や時期によって、留守番を苦手とする個体も存在します。
具体的には、以下のような特徴を持った猫です。
- 生後2ヶ月頃までの子猫
- 老猫や病気持ちの猫
- 誤飲癖のある猫
- 寂しがりやの猫
- フードをすぐに食べ切る猫
生後2ヶ月頃までの子猫
生後2ヶ月頃までの子猫は、成長過程の中で非常に重要な時期です。
数時間おきに栄養を与える必要があることから、留守番は不向きと言えます。
母猫と一緒に暮らしている場合であれば、栄養が足りなくなるという危険は軽減されます。
老猫や病気持ちの猫
老猫や病気持ちの猫も、留守番させておくのは危険です。
飼い主さんが不在の間に、仮に何かあった場合、すぐに駆けつけられません。
これらの猫を飼っている場合は、短い時間のお出かけの際にもペットカメラで観察してあげるようにしましょう。
誤飲癖のある猫
誤飲癖のある猫を飼っている場合は、きちんと家の片付けを行なっておく必要があります。
特に子猫の時期は好奇心旺盛であることから、なんでも口にしてしまう傾向にあります。
そのため誤飲癖のある猫(特に子猫)の場合は、できるだけ家を空けないようにしましょう。
寂しがりやの猫
基本的に猫は留守番が得意な生き物ですが、寂しがりやの猫も存在します。
飼い主さんが離れてしまうことで、ストレスになり得ます。
フードをすぐに食べ切る猫
フードをすぐに食べきってしまう猫は、餌を多めに置いておいたとしても、すぐになくなってしまいます。
つまり、飼い主さんが帰ってくるまで次の食事できない状況になるということです。
飼い猫がこのような傾向にある場合は、フィーダー(給餌器)を用意してあげましょう。
留守番中は飼い主も愛猫も安心できる工夫を施そう!
飼い主さんが家を空ける際には、その期間に応じて必要な準備が異なります。
そもそも猫は留守番を得意とすることから、短時間であれば問題ありません。
しかし旅行など、長時間家を離れる場合は準備が必要です。
旅行や出張で1,2泊であれば、家の環境を整えることでお留守番させることができます。
具体的には、以下のアイテムを用意してあげましょう。
- フィーダー(給餌器)
- 給水器
- エアコン
- 複数のトイレ
- ひとり遊びができるおもちゃ
- ペットカメラ
- 飼い主の匂いがついたもの
- ケージ
また、数日飼い主さんが不在の場合は、外部の協力が必要になります。
- 知人・友人に世話を頼む
- ペットシッターを活用する
- ペットホテルに預ける
飼い猫の性格や特徴に応じて、留守番を苦手とする個体も存在するため、その子に適した環境を整えてあげてくださいね!
これらの工夫を施すことで、飼い主も愛猫も安心して過ごすことができます。
大切な家族である愛猫に良質なアイテムを!【IDOG&ICAT】
日々を一緒に過ごし、いつもあなたを癒してくれる愛猫は、れっきとした家族の一員です。
そんな愛猫の一生は、飼い主であるあなたと過ごす時間で決まります。
どうせなら楽しく、リラックスできる時間を長く作ってあげたいですよね。
また、あなたも愛猫の可愛い姿や、楽しんでいる姿をできるだけ多く見たくありませんか?
幸せな時間を創出する1つの手段が、飼い猫のために作られたグッズやアイテムです。
実はこれらのアイテムは、愛猫がリラックスできる時間を生み出すだけではなく、健康状態の改善にも大きく役立ちます。
愛猫の幸福度を高めながら体のケアもできるなんて、一石二鳥ですよね!
もし、あなたの愛猫が以下の状態であれば、知らないうちにストレスを抱えていたり、運動不足になっているかもしれません。
- 今持っている遊び道具ではあまり遊ばない
- つめとぎ器ではなく、壁でつめを研いでいる
- 窓の景色に興味津々で、外に出たがっている
このような場合、愛猫が興味を示す「遊び道具」や、心地の良い「つめとぎ器」、万が一外に出てしまったときに備える「迷子札」などが有効です。
アイテムが全てではありませんし、無理に多くのものを揃える必要はありません。
しかし、あなたの愛猫にとって、「必要かも!」「あれば喜ぶかも!」と思えるものがあれば、ぜひ検討してみてください。
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