帰省や旅行で“吠えグセ”が出るのはなぜ? 原因と安心できるおでかけ対策

目次
楽しいはずの帰省や旅行中、いつもより愛犬が吠えて困ってしまった…そんな経験はありませんか? 犬は普段と異なる環境では、落ち着かなくなったり、いつもより神経質に反応したりすることがあります。
- なぜ旅行中に吠えグセが出やすくなるの?
- どんな場面で出やすい?
- 叱らずに落ち着かせるにはどうしたらいいの?
この記事では、そんな飼い主さんの疑問に寄り添いながら、愛犬が安心しておでかけを楽しめるコツをご紹介します。
吠えグセが出やすいのはどんなとき?
帰省や旅行など、愛犬にとって「いつもと違うこと」がたくさん重なるおでかけ。ふだんは吠えないのに。そんな時にかぎってなぜか吠えてしまい、戸惑いを感じる飼い主さんもいるかもしれません。
実はこれは、めずらしいことではなく、犬にとってはごく普通の反応です。どのような場面で、なぜ吠えてしまうのか、その理由を解説します。
車や電車などでの移動中
移動中は、犬にとって不安を感じやすい状態です。車の揺れや音、外の景色、クレートやドライブボックスの中での居心地の悪さなど、普段とは違う刺激がたくさんあり、落ち着かなくなってしまうためです。
また、「ここはどこ?」「どこに行くの?」といった不安から、吠えてしまうこともあります。
はじめての訪問先や宿泊先
ホテルやカフェなどはじめての場所では、におい・音・雰囲気など、見えるもの感じるものすべてが愛犬にとって新しい環境です。そのため、隣を通る店員さんや他の犬の気配、聞きなれない廊下の足音やドアの開閉音などに敏感に反応し、思わず吠えてしまうことがあります。
見知らぬ人や犬に出会ったとき
旅行中は、はじめての人や犬と出会う機会が多くなるでしょう。そのため、「こわいな」「近づかないでほしいな」と感じ、その気持ちを伝えようとして吠えることがあります。
また、こういった状況が重なることで、普段よりも不安を感じやすくなってしまうでしょう。
吠えの背景にある気持ちに気づこう
紹介してきたように、おでかけ中に吠えてしまうのは、単なる「わがまま」や「しつけ不足」ではありません。吠えるという行動は、愛犬が自分の気持ちや置かれた状況を伝えるための手段のひとつ。
「困った行動」と決めつけるのではなく、その背景にある気持ちに目を向けて、やさしく対処してあげましょう。
環境の変化に戸惑っている
犬は環境の変化にとても敏感です。そのため、人にとっては気にならないような些細なことが、愛犬にとっては不安の原因になることも。
例えば、繊細な性格の犬は、見慣れない景色や音、においなどの情報が一度に押し寄せるだけで、気持ちの整理が追いつかず、吠えるという行動につながることがあります。
警戒心が高まっている
もともと警戒心が強いタイプの犬や、知らない人や他の犬が苦手な犬の場合は、慣れない環境で「守りのスイッチ」が入りやすい傾向があります。そのため、自分や飼い主さんを守ろうとして、吠えることがあります。
飼い主さんの不安を感じ取っている
犬は、飼い主のちょっとした表情や声のトーンにとても敏感です。旅行中の緊張や慌ただしさが伝わると、「なんだかいつもと違う」と不安になってしまうことも。
とくに甘えん坊な性格の犬や、ふだんから飼い主のあとをついて歩くような犬は、そうした気持ちの変化を受け取りやすい傾向があります。
また、吠えたときに飼い主が驚いたり、慌てて制止しようとすると、その雰囲気がさらに犬の不安をあおってしまう可能性があるので、落ち着いて対応することが大切です。
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愛犬が安心できるおでかけ対策
吠えるという行動は、犬にとって「気持ちを伝える手段」のひとつ。「びっくりしたよ」「こわいよ」「不安だよ」など、さまざまな感情を表すために吠えることが多いため、吠えるという行動そのものを、完全になくすのは難しいでしょう。
けれども、飼い主さんが愛犬の気持ちを受け止め、安心できる環境を整えてあげることで、吠えが出にくくなるようにサポートすることはできます。
まず、「なぜ吠えているのか?」という気持ちに目を向けて、愛犬が安心して過ごせるような環境づくりを心がけましょう。
クレートやキャリーバッグに慣らしておく
移動中や滞在先で安心して過ごせる居場所があると、犬が不安を感じにくくなります。そのためにも、日頃から旅行で使うクレートやキャリーバッグに慣れておくことが大切です。
繊細な性格の犬や、環境の変化が苦手な犬にとっては、「いつもと同じ自分だけの空間」があるだけで安心感が大きく高まります。
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音やにおいの刺激から守ってあげる
車や電車、宿泊先などの慣れない環境では、犬がちょっとした音やにおいにも敏感に反応してしまうことがあります。
クレートの上から布をかけたり、仕切りのある場所にベッドを置いたりして、視界や音をやわらげてあげることで、気持ちが落ち着きやすくなるでしょう。また、お気に入りのおもちゃや、普段使っているベッド・ブランケットなど「家のにおい」がするものを持参するのも効果的です。
また、移動中などは、刺激が来る前に先回りして声かけをするのも効果があります。駅に入る前、トンネルに入る前、料金所前など音や振動が増える前にやさしく声かけをしてあげましょう。気持ちが準備できることで、愛犬が吠えにくくなることがあります。
無理のないスケジュールを組む
旅行中の予定が詰まりすぎていたり、移動が長時間だったりすると、犬は疲れてしまって不安を感じやすくなります。いつもよりたくさんの刺激を受けるおでかけだからこそ、心にも体にも余裕のあるスケジュールを意識することが大切です。
また、お散歩や食事の時間は、できるだけ普段のリズムに近づけてあげると、安心できる要素になります。
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吠えてしまったときの接し方
どれだけ準備をしても、慣れない環境では思わず吠えてしまうこともあります。そんなときは、どうしたらよいのでしょうか。
まずは落ち着いた対応を
愛犬が吠えてしまったとき、飼い主さんがびっくりして慌ててしまうのはよくあることです。けれども、吠えたときに、「ダメ!」と大きな声で反応したり、強く叱ったりすると、かえって不安を強め、不安が増した愛犬の吠えがエスカレートする可能性があります。
そんなときこそ、まずは深呼吸をして、落ち着いたやさしいトーンで声をかけてあげましょう。飼い主さんの表情や動きが穏やかだと、愛犬が「安心していいんだな」と感じやすくなります。
吠えるサインや原因に目を向けてみる
犬が吠えるときには、その前に小さなサインが出ていることもあります。
例えば、そわそわ落ち着きなく動いたり、キャリーバッグの中でキュンキュン鼻を鳴らしたり、外の音に反応して耳をピクピク動かすような仕草が見られたら、それは「不安のサイン」の可能性があります。
旅先でも、ホテルの部屋でじっと玄関の方を見つめていたり、飼い主さんのあとをついて回ったり、しっぽを下げて座り込んでいたりする様子が見られることがあります。
こうしたサインに早めに気づいてあげることで、吠える前に優しく声をかけたり、安心できる場所に移動させたりと、不安をやわらげるサポートがしやすくなります。
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複数頭でのおでかけの場合は?
犬同士、お互いの反応に影響を受けやすいのが、複数頭でのおでかけです。
たとえば、一方が吠え始めると、もう一方もつられて興奮してしまう、というのはよくあること。また、どちらかが怖がっている様子を見ることで、不安が連鎖してしまうケースもあります。
そんなときは、次のような対応がおすすめです。
落ち着ける子を安心ポジションへ
複数頭でおでかけする際は、比較的落ち着いて過ごせる子を優先して安心できる場所へ誘導してあげるのがおすすめです。
たとえば車に乗るときは、まず落ち着いていられる子からキャリーバッグやクレートに入り、静かに待機できる状態になってから、ほかの子も順に乗せていきます。
休憩時も、静かに過ごせる子を先に静かな場所で待機させてあげると安心です。その姿を見て「大丈夫そう」と感じることで、ほかの子の不安や興奮も和らぎやすくなります。
距離や視線を調整する
吠えやすい子や興奮しやすい子同士が向かい合わないよう、キャリーバッグの配置を工夫するのも効果的です。
たとえば車内では、視線が合わないように前後に配置したり、キャリーの間にブランケットや仕切りを入れて姿が見えにくくなるようにすると、落ち着いて過ごしやすくなります。
普段から、静かに過ごす練習をしておく
複数頭でのおでかけは、にぎやかで楽しい反面、ひとりのときよりもお互いの気配に敏感になり、不安や興奮が連鎖しやすくなることもあります。
だからこそ、それぞれのペースを大切にしながら、安心して過ごせる環境を整えておくことが大切です。たとえば、「クレートで静かに待つ」「順番を守って行動する」といった基本のルールを、普段の生活の中で少しずつ身につけておくと安心でしょう。
旅先でのちょっとした待ち時間や移動の場面でも落ち着いて過ごせるようになり、飼い主さん自身の負担もぐんと軽くなります。
一度に対処しようとしない
複数のわんこが同時に吠えたり落ち着かなくなったとき、つい「早く何とかしなきゃ」と焦ってしまいますよね。でも、全部をいっぺんに対処しようとしなくても大丈夫です。
まずは、比較的落ち着きやすい子から声をかけたり、そっとなでてあげたりと、順番に対応していきましょう。そのほうが、飼い主さん自身も冷静に動けるはずです。
そして何より、飼い主さんの落ち着いた空気は、愛犬にとって一番の安心材料になります。
吠えてしまう理由を知って安心できるおでかけに
旅先や帰省中に吠えてしまうのは、環境の変化に戸惑ったり、不安を感じているサインかもしれません。
大切なのは、「なぜ吠えているのか?」という理由に目を向けて、安心できる環境や接し方を整えてあげること。
無理のないスケジュール、落ち着いた声かけ、視線や距離のちょっとした工夫。そんな小さな配慮の積み重ねで、吠えは落ち着きやすくなります。
愛犬の気持ちに寄り添いながら、楽しいおでかけ時間を一緒に満喫してくださいね。
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