犬がソファーにのりたがるのはなぜ?愛しい理由と注意点

目次
ソファーが好きな犬は多いですよね。なぜ犬は、自分のベッドではなくソファーにのりたがるのでしょう?
この記事では
- 犬がソファーにのりたがる理由
- 犬がソファーにのる時に注意すること
- ソファー使用時の怪我リスクと予防策
- ソファーを長もちさせる方法
など、飼い主さんが気になるポイントを解説します。犬が安心してソファーを使うためにおすすめアイテムもご紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。
かわいすぎる!愛犬がソファーにのりたがる3つの理由
飼い主さんの匂いがして安心する
いつも飼い主さんが座っているソファー。大好きな飼い主さんのニオイが染み付いたソファーは、愛犬にとってもっとも安心してくつろげるスペースです。
家族みんなが見える
犬の目線は、いつもは飼い主さんの足元近く。飼い主さんの顔を見る時も見上げる体制です。けれども、ソファーにのれば飼い主さんと目を合わせられ、家族みんなの姿も見られます。大好きな家族の様子を見ていられるソファーの上は、安心できるスポットなのでしょう。
そしてもうひとつ、実は見上げる動きは犬の体に負担がかかっています。人間の頭が体の上にあるのと違い、犬の頭の位置は前足よりも前に出ています。見上げるためには首まわりの筋肉を使うため、首まわりがこってしまっています。
体に負担のすくない楽な姿勢で飼い主さんの様子を見たくて、ソファーにのっている可能性もあります。ソファーの上に、首や顎をのせられる犬用の枕やクッションを用意してあげてもいいですね。
居心地が良い場所だから
広々としてフカフカのソファーは、犬にとっても最高に居心地の良い場所です。犬用のベッドもフワフワで心地よいですが、飼い主さんのニオイがするソファーは特別です。ソファーにいれば飼い主さんが隣に来てくれる可能性もあるため、甘えたい気分の時にソファーにのることもあります。
愛犬がソファーにのる時に注意すべきこと
テーブルにのらないようにする
ソファーの近くにテーブルがある場合、犬がテーブル上に飛びのってしまう可能性があります。ソファーよりも高い位置のため、落下して怪我をしてしまうかもしれません。テーブルの上には、犬にとって危険なものが置いてあることもあります。
まずは、テーブルとソファーの距離を離すなどして物理的に飛びのれないようにしてください。テーブルの上に食べ物があると、犬が手に入れたくてなんとかしてのろうとしてしまいます。テーブルの上は余計なものをおかず、すっきりと片付けておきましょう。
犬の性格によっては、遊びで高い場所にのりたくてテーブルの上に飛びのる場合があります。テーブルはのってはいけないと教えてあげましょう。大きな声を出したり叱ったりすると、びっくりして落下したり、飼い主さんの見ていないところで隠れてのろうとしたりします。
犬がテーブルにのってしまったらすみやかに下におろし、低めの声で「No」と伝えます。そのまましばらく床で大人しくしていられたら、たくさん褒めてあげましょう。繰り返しているうちに、テーブルにのらなくなってきます。
公共の場では勝手にのせない
ソファーにのる習慣のある犬は、ドッグカフェなどの外出先でもソファーや椅子にのりたがることがあります。カフェマットを敷けばのせていいお店や、犬専用ソファーのあるお店もありますが、のせるのはNGというところもあります。必ずルールに従って、勝手にソファーにのせないようにしましょう。
ソファー使用時は怪我のリスクに注意
【考えられる怪我・トラブル】
- 関節や腰を痛めてしまう
- 骨折など怪我のリスク
- 落下による怪我
ソファーにのったり飛び降りたりすることが、関節の負担になる場合があります。骨が未熟な子犬やチワワやトイプードルなどの小型犬は、ソファーから飛び降りた衝撃で脱臼・骨折してしまう症例も少なくありません。コーギーやダックスフンドのように胴体の長い犬種は、椎間板ヘルニアのリスクも高いでしょう。
若いうちは元気にソファーに飛びのれた犬も、長年のり降りを繰り返すことで体へのダメージが蓄積されてしまいます。とくにフローリングは滑りやすく、怪我の原因になりやすいため、ソファーを置く場所は注意が必要です。
ソファー使用時の怪我を防ぐためにできること
【リスクを軽減する方法】
- ローソファーを使う
- ソファーの下に衝撃吸収マットを敷く
- 降りる時は抱っこの習慣をつける
- ペット用のスロープや階段を使用する
ローソファーを使う
座面の低いローソファーなら、犬が飛び降りる心配はありません。飼い主さんが座った時に犬の目線に近づくため、犬がソファーにのっている時はもちろん、ソファー以外にいてもアイコンタクトがとりやすくなります。
ソファーの下に衝撃吸収マットを敷く
低めのソファーでも、飛び降りた時の衝撃は心配ですよね。ソファーの下に衝撃吸収マットを敷けば、足腰への負担が軽減されます。
降りる時は抱っこの習慣をつける
ソファーから降りようとしたら「マテ」をして、飼い主さんが抱っこしてソファーからおろす習慣をつけます。若い頃は問題なく飛び降りていた犬でも、シニアになると怪我のリスクが高まります。自分でソファーから飛び降りない習慣をつけておけば安心です。
ペット用のスロープや階段を使用する
安全に無理なくソファーにのるには、ペット用のステップやスロープを使用するとよいでしょう。ステップタイプは、若い犬や足をしっかり持ち上げられる犬におすすめです。
足腰の弱いシニア犬や、足が短く胴体の長い犬種には、スロープタイプを選びましょう。視力が弱い犬も、段差につまずかないスロープタイプがおすすめです。
たためるiStep WoofLens 2段
フラットな長方形のソファの上部をたたむことで、2段の階段状になります。足腰に負担のかかりにくいウレタンクッションを使用、裏面は滑り止めになっているので昇降中にズレる心配もありません。2つ組み合わせて3段ステップにもできます。
iStep WoofLens スロープステップ
なだらかな形状のスロープなので、子犬やシニア犬、足の短い犬種なども快適にソファーにのれます。犬の目で見えやすいようにスロープの境目がブルーになっているので、ステップの幅や段差が認識しやすく安心です。
ソファーを長持ちさせるための対策
ソファーカバーをつける
ソファーにのるのが好きな愛犬と暮らすなら、ソファーカバーをつければ清潔な状態で使用できます。洗濯機で丸洗いでき、耐久性の高い素材を使用したソファーカバーがおすすめです。防水加工がしてあれば、万が一そそうしてしまってもソファーまで汚れなくて済みます。ソファーを掘ってしまう犬の場合は、被せるタイプではなく、全体を覆うカバーリングタイプを選びましょう。
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穴掘り対策のしつけ方法
穴掘りは犬の本能です。イタズラをしているつもりはないので、叱るのではなく気をそらせて掘るのをやめさせましょう。穴掘りをはじめたら、おもちゃで誘導してソファーから離れます。そのまま一緒におもちゃで遊んだり、散歩に連れて行ったりしましょう。
ソファーを掘った時におやつをあげて気をそらす方法もありますが、愛犬の性格によっては「ソファーを掘る=おやつがもらえる」と覚えてしまい、行動が強化されてしまう場合があります。おやつで気をそらす時には、ソファーから離れた場所まで誘導して、穴掘りとおやつが結びつかないように「おすわり」「ふせ」などを指示してからあげてください。
どちらの方法も、何度か繰り返すうちにソファーを掘る回数が減っていくでしょう。
愛犬との時間を楽しもう
ソファーで一緒に過ごすのは、愛犬にとっても飼い主さんにとっても絆の深まる大切な時間です。愛犬の健康を守りつつ、ソファーのダメージを軽減しながら、大切な愛犬とソファーライフを楽しんでくださいね。
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