愛犬の老化サインとケアを見直すタイミング|今までの環境で大丈夫?〜お留守番・生活環境編
目次
小・中型犬なら7〜10歳頃、大型犬なら5〜8歳頃から、犬はシニア期に入ると言われています。
年齢とともに、筋力や視力が低下したり、排泄の間隔が短くなったりと、少しずつ変化が現れ、これまで問題なく過ごしていたことにも不自由を感じるようになるかもしれません。とはいえ、老化のスピードには個体差があり、年齢だけを目安に生活環境を変える必要はありません。
- シニアになったら、お留守番の時間は短くした方がいい?
- トイレの失敗が増えたのは年齢のせい?
- 今まで使っていたベッドはそのままでいい?
- どのタイミングで生活環境を見直したらいい?
- 安全のために、どこまでサポートすればいい?
この記事では、そんな飼い主さんの疑問に答えながら、愛犬の状態に合わせた見直し方や環境を変えるときの注意点を、「お留守番」と「生活環境」に分けて解説します。
愛犬のシニア期のお留守番や毎日の暮らしを快適にする、おすすめの商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
老化サインと見直しのタイミング
犬も年齢を重ねると、1日のうちでも寝ている時間が長くなったり、暑さや寒さの影響を受けやすくなったりと、日常にも少しずつ変化が現れます。そのため、長年暮らしてきた家の中での行動や、これまで問題なくできていたお留守番が、シニア犬にとって負担になることも。
大切なのは、年齢ではなく愛犬の変化に気づくことです。「留守番の後は落ち着かなくなった」「ソファに登れなくなった」など、これまでとの違いを、生活環境を見直すひとつの目安にしましょう。
お留守番での老化サイン
次のような変化が見られたら、お留守番の時間や過ごす環境を確認してみましょう。
- 留守番後、以前より強く甘えるようになった
- 留守番中に排泄を失敗するようになった
- 留守番中に吠えたり、歩き回ったりするようになった
ただし、こうした変化がすべて老化によるものとは限りません。体調やその日の状況によって、一時的にいつもと違う行動をする場合もあります。まずは、その変化が一時的なものなのか、繰り返し見られるのかを観察してみましょう。
留守番時間を見直す
これまでお留守番が問題なくできていた犬でも、シニア期になると、同じ時間をひとりで過ごすことが負担になる場合があります。これまでと同じ留守番時間が今の愛犬に合っているか、一度見直してみましょう。
長時間の外出をできるだけ減らす、用事をまとめて留守番の回数を減らす、家族が在宅している時間に予定を合わせるなど、まずは無理なくできる範囲から取り入れてみましょう。
仕事などで留守番時間を短くすることが難しい場合は、家族に途中で様子を見てもらったり、ペットシッターを利用したりして、排泄や水分補給、体調を確認できる時間をつくる方法もあります。
見守りカメラを取り入れる
ペットカメラを、飼い主さんがいない時間の「いつもとの違い」を知る手段として活用してみるのも良いですね。寝ている時間や排泄の様子、吠えたり室内を歩き回ったりしていないかなど、ひとりで過ごしているときの様子を確認できます。
「留守番中はずっと寝ていると思っていたけれど、何度も起きて歩き回っていた」「以前より落ち着かずに過ごす時間が増えていた」など、普段は見えない変化に気づくこともあるでしょう。
こうした様子を知ることで、今までと同じお留守番の方法が愛犬に合っているかを判断する手がかりになります。
iDog 介護しやすい8角形 防水ソフトサークルケージ
円に近い八角形の折り畳み式の簡易サークルです。シニア期、ハイシニア期を迎えた愛犬の運動や、認知症による旋回など、愛犬の安全を守ります。底面は撥水加工なので、お手入れも簡単で、清潔に使い続けられます。
排泄環境を見直す
シニア期には、排泄したくなってから我慢できる時間が短くなったり、足腰の変化によってトイレまでの移動に時間がかかったりすることがあります。今まで問題なく使えていたトイレでも、寝床から遠い、入口に段差がある、スペースが狭く方向転換しにくいなど、シニア犬にとっては使いにくくなっていることも。
トイレの手前で排泄してしまう、トイレには行くものの外してしまうといった場合は、トイレそのものや設置場所が今の愛犬に合っているか確認してみてください。
その上で、トイレの数を増やす、寝床の近くにも設置する、段差のない広めのスペースを確保するなど、愛犬が無理なく排泄できる環境を整えてあげるとよいでしょう。
iDog HACK 愛犬のためのインテリアトイレ CONTAINER
3方向の壁でトイレの周りが汚れるのを防ぎ、リビング等に置いても違和感のないカジュアルでお洒落なデザインのトイレです。プラスチック製なのでお手入れも簡単で、失敗の増えてくるシニア犬でも安心です。
iDog アイドッグ Rest Room 業務用国産ペットシーツ 厚型 お得な4個セット
ペットシーツ専門工場で作った高品質の国産ペットシーツを、徹底的にコストダウンにつとめてお届けします。トイレの回数が増えてくるシニア期の心強い味方です。
生活環境での老化サイン
年齢とともに筋力や視力などが変化すると、これまで問題なく過ごしていた家の中にも、負担になる場所が出てくることがあります。
次のような様子が見られたら、生活環境を改善するタイミングかもしれません。
- フローリングで滑ることが増えた
- 段差につまずくようになった
- ソファやベッドへの上り下りをためらうようになった
- 水飲み場やトイレまで行くのがおっくうそうになった
- 寝床から立ち上がりにくそうにする
- 暗い場所で動きにくそうにしている
滑りにくい床にする
シニア期には筋力が低下し、フローリングなどの滑りやすい床では、歩いたり立ち上がったりするときに踏ん張りにくくなることがあります。
滑りにくいマットやカーペットを敷くなど、しっかり踏ん張って歩けるようにしてあげましょう。とくに、寝床からトイレや水飲み場までの動線や、愛犬がよく歩く場所から対策するのがおすすめです。
段差を減らす
若い頃には簡単に上り下りできた段差も、筋力などの変化によって負担になることがあります。段差につまずくことが増えたら、玄関など避けられない段差にはスロープを設置する、ソファやベッドにはステップを置くなど、場所に合わせて対策してあげましょう。
iDog iStep WoofLens スロープステップ
ソファやベッドなど、お家の中の段差を解消するスロープです。なだらかな坂形状なので、足の短い子や足が上げにくい子におすすめ。
iDog Living iStep アイステップ 3段
3段の階段の形状をした、ウレタン製の踏み台です。中身は適度なクッション性を持つソフトウレタンで、足腰の弱い小さな愛犬たちが使いやすいよう考慮しました。
水飲み場を見直す
シニア期になり、移動するのがおっくうそうになったり、寝て過ごす時間が長くなったりしたら、水飲み場までの距離も確認してみましょう。「今までずっとこの場所だったから」と、同じ場所にこだわる必要はありません。寝床の近くにも水飲み場を増やす、よく過ごす場所ごとに水を置くなど、愛犬が無理なく水分補給できるようにしてあげましょう。
寝床を今の愛犬の状態に合わせる
シニア期には寝て過ごす時間が長くなることもあるため、今まで使っていた寝床が、現在の愛犬にとって快適かどうかも確認してみましょう。体が沈み込みすぎると立ち上がりにくくなる場合があります。一方で、硬すぎると長時間同じ姿勢で寝ていることが負担になることもあります。
寝返りを打てる広さがあるか、無理なく立ち上がれるか、暑すぎたり寒すぎたりしないかなど、寝ているときだけでなく、横になるときや起き上がるときの様子も確認しながら、その子に合った寝床を考えてあげましょう。
IDOG&ICAT UNAGE アンエイジ 低反発シニアベッド コーナーベッド
段差が低く登りやすい。低反発+高反発素材で柔らかい寝心地の防水仕様の優しいキルトベッドです。濡れや汚れも簡単にお手入れできる撥水・防水加工を施した肌触りが良く柔らかいキルト素材をカバーに使用、尿漏れや出血にいち早く気づくことができるよう、薄い色のカバーで作りました。
IDOG&ICAT UNAGE アンエイジ シニア防水マット
防水素材で濡れや汚れをしっかりガードする防水マットです。裏は無地防水素材で水分をしっかりガード。高い防水性で、表面が汚れても水分が裏まで染み込むのを防ぐことができます。
夜間の明るさと動線を確保する
シニア期には視力が低下し、暗い場所では段差や家具などが見えにくくなることがあります。夜間にトイレや水飲み場へ移動する場所には照明をつける、通り道に物を置かないなど、安全に移動できる環境を整えてあげましょう。
また、見えにくくなっても、長年暮らしてきた家の中では、慣れた家具の配置やいつもの通り道を頼りに移動していることがあります。危険な場所は改善しつつ、家具の配置を大きく変えないなど、歩き慣れた環境をできるだけ残してあげましょう。
シニアの生活環境に切り替える時の注意点
愛犬に老化のサインが見られると、転倒やケガ、留守番中のトラブルなどが心配になり、できるだけ危険を取り除いてあげたいと考える飼い主さんも多いでしょう。
ただし、シニア犬の生活環境を整えることは、今までの暮らしをすべて変えることではありません。今の愛犬にとって負担になっている部分から、少しずつ見直していきましょう。
一度に環境を変えすぎない
シニア犬にとって、長年暮らしてきた家の中は慣れ親しんだ環境です。家具やトイレ、寝床などを一度に変えてしまうと、かえって戸惑ったり、移動しにくくなったりする場合があります。
まずは滑りやすい場所にマットを敷く、よく使う段差にステップを置くなど、気になる場所から一つずつ変えてみましょう。変更したあとは愛犬の様子を観察し、無理なく使えているかを確認しながら調整していくことが大切です。
できることまで奪わない
転倒やケガが心配だからと、すべて抱っこで移動させたり、今まで自分でしていたことまで手伝ったりすると、体を動かす機会が減ってしまいます。
たとえば、ソファに上れなくなったら抱き上げるだけでなく、ステップを設置して自分で上り下りできるようにする方法もあります。
トイレに間に合わない、今まで上れた場所に上れないといった変化も、愛犬自身の問題だけでなく、これまでの環境が現在の体の状態に合わなくなっていることがあります。
「できないことを手伝う」だけでなく、「どうすれば今の愛犬が自分でできるか」という視点で、危険を減らしながら環境を整えてあげましょう。
老化と決めつけず、気になる変化は動物病院へ
排泄の失敗が急に増えた、夜間に歩き回るようになった、飼い主さんが見えなくなると強く不安がるなどの変化には、病気や痛み、認知機能の変化などが関係している可能性もあります。
また、急に段差を嫌がるようになった、立ち上がりにくそうにしているといった場合は、関節などの痛みが隠れていることもあります。
「シニアだから仕方がない」と自己判断せず、これまでとは明らかに違う行動が見られたり、気になる状態が続いたりする場合は、かかりつけの動物病院に相談しましょう。
まとめ
シニア期の変化は、ある日突然すべてができなくなるのではなく、毎日の暮らしの中に少しずつ現れます。「最近ちょっと違うかも」と感じたときが、お留守番の方法や生活環境を見直すタイミングです。
今までの暮らしを大きく変えるのではなく、難しくなってきたことを少しずつサポートしながら、できることはこれからも続けられるように。愛犬の変化に合わせて暮らしをアップデートし、安心して自分らしく過ごせる環境を整えてあげてくださいね。
■関連記事
シニア犬(老犬)が安心して暮らすための部屋づくり3つのポイント
ウェルネスウェアで老犬との暮らしをもっと楽しく
「UNAGE」のウェルネスウェアシリーズは、シニア期・ハイシニア期や持病を抱えているパートナーのために開発された機能性ペットアパレルです。
自分の足で歩いて、ご飯を食べて、うんちをして、眠る。自分でできた喜びで、見守る喜びで、家族の笑顔が溢れるように。大切な愛犬と一緒に、心地よい時間を過ごす、そんな日々が1日でも長く続きますように。
ウェルネスウェアは、そんな願いに応えます。
犬との暮らしをもっと豊かに・大切な家族に選ぶなら…IDOG&ICAT
「IDOG&ICAT」は創業33年の縫製工場を母体とするペットグッズメーカーです。
ペットの骨格を熟慮した立体パターンを元に、「イヌゴノミクス」を合言葉に、身体に沿う・負担が少ない・快適な商品を目指して改善を続けています。
縫製工場を母体ならではの「ものづくり」の精神、積み重ねた知識とノウハウを活かした商品をぜひお試しください。
仔犬期からシニア期まで安心してご利用いただける商品を。
IDOG&ICATは健康寿命20年を本気で支えるペットグッズメーカーとして、真摯に誠実に、皆様のそばに寄り添い続けます。
愛犬の着心地を最優先に/idogのこだわり
idogでは、お客様からのご意見を元に常に改善を続け、社犬やモデル犬と一緒によりよいパターンを研究開発しています。
愛犬が負担なくのびのびと過ごせるidog独自の立体パターン、是非お試しください。
↓「IDOG&ICAT」こだわりの商品はこちらから
人気記事ランキング
人気記事ランキング
希少種ミヌエットはどんな猫?性格や特徴、育て方のポイントも解説!
93294views
猫がふみふみする理由とふみふみしない猫との違いとは? #50
65052views
ベンガルキャットが持つ意外な性格とは?しつけは子猫のときから行おう! #115
55132views
アメリカンショートヘアはどんな性格?オスとメスの違いも徹底解説! #77
49540views
猫が急に走り出す7つの理由とは?走る猫の注意点とその対処法も解説! #82
48014views
飼い猫が脱走したらどうしたらいい?探し方と事前にできる対策とは? #48
43381views
ラグドールの性格や特徴とは?子猫のときから愛嬌あり!飼育時には注意点も #111
36666views
猫のロシアンブルーってどんな性格?「猫ではない」と言われるほどの忠誠心を持つ #129
36561views
