
愛犬のためにとアレコレ悩んで選んだベッド。
そんな飼い主のココロも知らず、犬が新しいベッドで寝てくれない!なんてことありませんか?
犬の睡眠時間は12〜15時間、子犬やシニア犬ではなんと18〜19時間。
1日の半分以上眠って過ごす犬にとって、ベッドはとても大切な場所です。
だからこそ心地よいベッドでぐっすり眠ってほしいもの。
この記事では
- そもそも犬にベッドは必要なの?
- 犬が新しいベッドで寝てくれない理由と解決方法
- 犬のタイプ別・ぴったりなベッドの選び方
をお伝えします!
犬がベッドで寝てくれない、新いベッドを買いたいけれどどれを選んだらいいかわからない、という飼い主さんは、ぜひ参考にしてください!
あわせて読みたい!関連記事:犬の寝相や睡眠時間で健康チェック!睡眠は健康バロメーター
そもそも犬にベッドは必要?
犬たちのなかには、昼間はリビングのソファーでスヤスヤ、夜は飼い主さんと一緒の布団で寝ている、という子も多いと思います。
もしかすると「犬用のベッドは必要ない」と考えている飼い主さんもいるかもしれませんね。
けれども実は、犬にベッドを用意してあげることは、犬にとっても飼い主さんにとっても多くのメリットがあります。
安心できる場所があれば旅行や災害時でも安心
犬たちにとって、ベッドは眠るだけでなく起きている時にリラックスして過ごす場所。
犬がベッドを「安心してくつげる場所」だと感じるようになると、眠い時やリラックスしたい時などに、自分からベッドに入るようになります。
こうなれば、環境が変わった時でも「いつものベッド」があれば安心して眠れるように。
たとえば旅行に行った時、宿泊施設によっては「飼い主用のベッドにのせない」と決まっていることも。
そんな時もお気に入りのベッドがあれば、知らない部屋でも安心して眠れるでしょう。
また災害時などで不安な場面でも「いつものベッドがある」ことは、犬に替えがたい安心感を連れてきてくれます。
防災準備としてクレートトレーニングをしている子には、クッションが取り外しできるタイプのベッドがおすすめです。
大好きなベッドのクッションをクレート内に敷いてあげましょう。
安心できる臭いがクレートトレーニングの後押しになります。
IDOG&ICAT スクエアベッドは、クッションの取り外しができます。
ふんわり居心地がよいクッションは、あらゆる場面で活躍しそうすね!
カラダとココロによい影響も
犬用のベッドは、犬のカラダへの負担が少なくなるようにつくられているもの。
季節や年齢などに応じて、最適な状態で眠れるように工夫されています。
つまり睡眠の質があがり、犬の体にとって優しく健康的な毎日が過ごせます。
また、安心してリラックスできる場所をもつことでココロが安定し、起きている時間の生活の質もあがるというわけです。
犬が新しいベッドを使わない理由と解決策
【理由1】
知らない臭いに警戒している
犬がベッドの臭いをかいで気にしている様子をみせたり、ベッド自体に近寄らない時は、知らない臭いに警戒している可能性があります。
また警戒心の強い子の場合、知らない臭いに不安を感じて寝ないことも。
他にも保存されていた時の臭いが嫌いということもあるでしょう。
犬の嗅覚は少なく見積もっても、人間の100万倍あるといいます。
飼い主さんの気がつかない臭いに、犬が反応していることも多いでしょう。
【解決策】
犬が安心する臭いを用意してあげる
もし新品の商品特有の臭いがある場合は、まず陰干しなどしてその臭いをある程度とってあげてください。
次に、犬自身の臭いがついた毛布やタオルをベッドに敷いてあげましょう。
すぐには入らなくても、しばらく置いておくことで臭いがなじんできます。
着なくなった飼い主さんの服をベッドに入れてあげるのも効果があります。
大好きな飼い主さんの臭いに包まれて、安心して眠れる子も多いですよ。
飼い主さんの洋服を入れる時は誤飲を防ぐため、事前にボタンやファスナーなどの装飾品は外しておきましょう。
【理由2】
サイズや素材が合わない
犬の体に合わないサイズだったり、素材が好みでな可能性もあります。
サイズが小さすぎるのはもちろんNGですが、あまりに大きすぎても落ち着かないものです。
体を伸ばして寝た時に、少し余裕があるサイズを選びましょう。
また、人間と同じように犬にも好みがあります。
素材が好みでない時は、そこで寝ようとはしません。
ベッドの素材と気温との関係も気をつけましょう。
冬に暖かい素材のベッドを用意しても、寒さに強い犬には暑すぎることもあります。
【解決策】
犬にあった素材やサイズのベッドを用意する
サイズはぴったりではく、やや余裕を持ったサイズのベッドを選びましょう。
シニア犬の場合は、手足を伸ばした状態でゆったり眠れるように、やや大きめのサイズを選んでください。
素材の好みがわからない時は、好んで過ごしているソファーやクッションの素材と似たものを選ぶのもよいでしょう。
もし素材が気に入らない様子の時は、好きな素材のカバーをかけてあげてもいいですね。
市販のものでもいいですが、手作りしてあげてもいいでしょう。
ここでも飼い主さんの古着は大活躍!
いつも抱っこしてもらっていた服をベッドカバーにリメイクしたら、喜んでベッドを使うようになった子もいます。
【理由3】
ベッドを置いている環境に問題がある
犬がベッドで寝ない理由に、ベッドを置いてある環境が落ち着かないという可能性があります。
犬は人間よりも小さな音や変化に敏感です。
犬にとってリラックスできる環境が整っているのか、人間以上に配慮してあげましょう。
- (ドアの近くなど)人の往来が多く落ち着かない
- 飼い主さんの姿が見えなくて寂しい
- テレビや外の音がうるさい
- 寒すぎる(暑すぎる)
- 明るすぎる(暗すぎる)
- (窓の近くなど)気になるものが見える
など、犬が安心して眠れない理由はさまざまです。
犬の様子を観察して、原因を見つけてあげましょう。
【解決策】
ベッドを置く環境を整える
人の導線上にない場所
部屋の角や、家族がゆっくりとリラックスして過ごすスペースなど、人の往来の少ない落ち着ける場所にベッドを置いてあげましょう。
ただし犬によっては、飼い主さんの気配を感じないと寂しくなってしまう犬もいます。
様子をみながら、落ち着く場所を探してあげましょう。
暑すぎたり寒すぎたりしない場所
エアコンの風が直接あたる場所や、夏の窓辺で直射日光があたる場所など、快適に過ごしにくい場所はさけましょう。
テレビの前や人通りの多い窓の近くなど、音が気になる場所
音をあまり気にしない犬もいますが、音に敏感な犬の場合は絶え間なくテレビの音が聞こえる状況をストレスに感じることもあります。
また窓の外や廊下の音が聞こえる場所だと、警戒して熟睡できないという犬も。
愛犬の性格に合わせてリラックスできる場所を選んであげましょう。
理由が複数ある場合も多い
犬がベッドを使わない・新しいベッドで寝ようとしない時は、理由が複数あることも多くあります。
たとえば「臭いも気になるし、飼い主さんの姿が見えない場所にあって寂しい」からベッドで寝ないといった具合です。
犬の様子をみながらいろいろと試してあげてください。
犬用ベッドを使えるようになる目的は、犬がリラックスして快適に休めるようになること。
無理やり寝かせたり、サークルにベッドを置いて閉じ込めたり、犬が嫌がる方法は逆効果です。
なかなか使ってくれないので諦めてずっと部屋に置いておいたら、いつの間にか自分からベッドに入って寝るようになっていたという事例もあります。
手助けしながら、ゆっくりと犬のペースに合わせて慣れさせてあげましょう。
うちの子にぴったりのベッドは?犬用ベッドの選び方
いつも飼い主さんの姿を見ていたい犬に
飼い主さんの姿が見える場所でくつろぎたい犬は多いもの。
パイピングラウンドベッドは、頭をのせて枕にするのはもちろん、あごを乗せてまわりの様子を見ながらくつろぐのにもぴったりです。
縁の部分に寄りかかる様に背中をつけて寝る犬も多いですね。
ベッド入口部分は低くなっているので、足の短いダックスさんや、シニア犬、足の悪い子にも優しいデザインです。
暗くて静かな場所が好きな子に
ドーム型のベッドはもぐりたい本能を満足させ、安心感をあたえてくれます。
狭い場所や好きな犬や、布団にもぐりこむのが好きな子にピッタリ!
idogのドームベッドはふんわりとし居心地の良さだけでなく、被毛や汚れのつきにくい素材を使用・上部の生地は撥水・防汚加工を施してあるのでお手入れも簡単です。
シニア犬には低反発・大きめサイズを
寝ている時間も長く、寝返りがに苦労することも多いシニア犬のベッドは体に負担のかからないものを。
介護が必要になった場合に備えて、手足を伸ばして寝られる多い目のサイズを選びましょう。
idogではシニア犬のための介護用ベッド「unage」をご用意。
低反発素材と適度な硬さのウレタンの2層構造により身体が沈み込みないすぎず、圧力を分散して床ずれ予防にもつながります。
足腰が弱ったシニア犬が起き上がりやすい硬さのウレタンと、出入りしやすい低めの入口が足腰の負担を軽減。
ベッドで過ごす時間が多いシニア期。
快適に過ごせる様に、今まで以上にベッド選びに気を配りましょう。
寝ている間にケアできるベッドも
犬たちが多くの時間を過ごすベッドだからこそ、その時間が犬にとってプラスになったらステキですよね。
実はiDogには、Botania(ボタニア)加工が施された素材のベッドがあるんです!
Botaniaとは、犬に優しい植物由来の保湿加工。
乾燥と静電気を防いで、サラサラの被毛をサポートしてくれます。
乾燥が気になる子や皮膚の弱い子、ツヤツヤの被毛をキープしたい子、年齢とともに被毛の潤いが気になってきた子などにオススメです。
寝ている時間も、犬の健康と美容を守ってくれます。
Botaniaについて詳しく知りたい方は…
寝ている間に保湿・毛艶UP・Botaniaって何?こちらの記事へ
★犬の睡眠をもっと知りたい!方は…こちらの記事もオススメ★
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