目次
犬も人間同様、生まれた時から確実に死に向かいます。
その際に必ず通る道が老化です。
生き物である以上、老化や死は避けて通れません。
しかし、これらを悲観するのではなく、今いる愛犬と幸せに過ごすことにフォーカスしたいですよね。
実は、飼い主さんの気づきや行動で、愛犬が少しでも元気にいられる期間を長くできます。
なぜなら老化にはサインがあり、それを早期発見し、対策することが可能だからです、
そこで本記事では、老化におけるサインと愛犬が老化するにつれて飼い主さんができることを解説します。
簡潔に記載しているので、気になる方はぜひ最後までご覧くださいね!
犬の老化時期は犬種によって異なる
犬の老化は犬種や生活環境によって異なります。
犬は大型になればなるほど、平均寿命が短くなる傾向があります。
例えば、上記の画像を参考にすると、小型・中型犬であれば、15歳のときに76歳(人間年齢目安)です。
しかし一方で大型犬の場合、110歳(人間年齢目安)となります。
犬種以外にも生活環境によって差が生じます。
昔であれば室外での放し飼いが一般的でした。
しかし近年では、室内飼育が増えており、犬にとってこちらの方がストレスが少なく、長生きしやすいのです。
また、住まいに限らず、食事や日々の運動など様々な要素が関与してきます。
そのため、一概に「いつから老化現象が起きる」とは言えません。
これらのことから、日々共に過ごす中で飼い主さんが愛犬における「老化のサイン」を早期に発見する必要があります。
犬の老化現象【チェックリスト】
犬の老化現象は、見た目と行動からチェックすることができます。
老化のサイン(見た目)
見た目の老化のサインには、以下のようなものが挙げられます。
- 白髪が増えた
- 髭が白くなってきた
- 被毛のツヤが無くなってきた
- 毛量が減ってきた
- 抜け毛が増えた
- 目が白くなってきた
- 体重が増減している
- 口臭が出てきた
- 目ヤニが増えてきた
これらは老化とともに生理的機能が低下することで起きる現象です。
しかし、病気に一症状とも考えられるものも存在します。
この境目は獣医師がきちんと診察しなければ、判断は難しいものです。
そのため、気になる症状があれば、一度かかりつけ医に診てもらうようにしましょう。
関連:犬が動物病院を嫌がる理由とは?今すぐできる7つの対策を解説! #196
老化のサイン(行動)
行動における老化のサインは、以下のことが挙げられます。
- 食欲が変化した
- 食の好みが変わった
- 段差を嫌がるようになった
- 散歩の時間が短縮された
食欲と好みの変化
食欲は加齢とともに低下することが一般的です。
理由は、運動量の低下につれて胃腸が働きにくくなるためです。
しかし一方で、食欲が旺盛になるケースも存在します。
これはホルモンの病気が原因であることが考えられます。
また、単純に「飼い主さんに構ってほしい!」などのわがままが強くなっている場合もあります。
食について言えば、老化のサインとして、好みの変化も挙げられます。
味覚や嗅覚が加齢とともに変化するのです。
これにより、今まで大好きだったものを残すようになったり、嫌いだったはずのフードを食べるようになったりします。
つまり、食に関して何かしらの「変化」があった場合には、老化現象の可能性があるということです。
嫌がる段差
老化現象の1つとして、段差を嫌がることも挙げられます。
それも少しの高低差などでも躊躇したり、避けようとしたりします。
理由は筋肉の衰えや関節の痛みなどが原因です。
しかし老化以外にも、なんらかの不調や怪我の可能性もあります。
そのため愛犬をよく観察し、それでも原因がわからない場合は、獣医師さんに相談しましょう。
散歩時間の減少
散歩は本来、犬にとって大変楽しみであり、健康的な意味合いでも貴重な時間です。
日々ともに過ごす中で、毎日の散歩を心待ちにしている子も多いでしょう。
しかし、いざ散歩に出かけてもすぐに帰りたがることがあります。
それが老化における1つのサインです。
特に長時間の散歩は老犬の体にとって、大きな負荷がかかります。
また、すぐに帰りたがること以外には、歩き方や尻尾の位置などがサインとして考えられます。
そのため、普段から愛犬を観察し、小さな変化を見逃さないことが重要です。
老化につれて飼い主ができる3つのこと
愛犬が老化するにつれて、飼い主さんができることは大きく分けて以下の3つです。
- 生活環境を整える
- 食事に気を付ける
- 定期的に健康診断を受けさせる
生活環境を整える
飼い主さんにできることの1つ目は、生活環境を整えてあげることです。
老犬になると、今までの環境では厳しいことが生じてきます。
例えば、老化により足腰が弱くなることで、転倒する危険性が増加します。
そのため、床が滑りやすいフローリングの場合は、専用のカーペットを敷いてあげると良いでしょう。
また、排便に関する粗相も考えられることから、洗いやすいものがオススメです。
部屋の模様替えにも注意が必要です。
目が見えにくくなってしまっても、犬は感覚的に物の位置を覚えています。
しかしここで模様替えを行い、家具などを移動させることで、誤ってぶつかってしまう危険性が生じます。
どうしても家具を移動させたい場合や、犬にとって障害物となるものを置いている場合は、多少ぶつかっても問題ないように、クッション材を貼ると良いでしょう。
食事に気を付ける
2つ目は食事に気を付けることです。
そもそも老化の1つの原因として、活性酸素が挙げられます。
そのため、食事に活性酸素を除去する「抗酸化栄養素」が含まれているサプリメントを補給してあげましょう。
細胞の老化を遅らせる効果が期待できます。
そのほか、「オメガ3系脂肪酸」も重要です。
これは脳の機能を保ち、認知症に対する予防にも効果が期待できます。
参考:厚生労働省-オメガ3系脂肪酸 Omega-3 Fatty Acids–
また、肥満体型も良くありません。
愛犬に与える栄養面を考慮しつつ、カロリーの過剰摂取は避けるようにしましょう。
定期的に健康診断を受けさせる
飼い主さんにできることの3つ目は、定期的に健康診断を受けさせることです。
理想は2回/年です。
少なくても1回/年は受診させてあげましょう。
理由は、老化するにつれて病気や怪我のリスクが向上してしまうためです。
もし何かしらの病を抱えており、気づかず過ごしてしまっているのであれば、愛犬はその期間ずっと苦しむことになります。
愛犬が元気でいられる期間を少しでも長くしてあげたいのであれば、定期的な健康診断の受診は必要事項です。
病や怪我を早期発見できれば、案外容易に治せることもあるでしょう。
老化が進んでからできること
老化現象が多く見られるようになり、元気が無くなってきても飼い主さんにはできることがあります。
それは日々のコミュニケーションです。
老犬と日々過ごすには日々のコミュニケーションが、今まで以上に重要になります。
名前を優しく呼んであげたり、体を撫でてあげるなど、愛犬とのスキンシップを積極的にとってあげてください。
そもそも老犬になると、散歩や遊びなども今までのようには行えなません。
そのため、自然とコミュニケーションの時間が減少してしまいます。
また、老化が進むにつれて、分離不安が強くなる傾向にあることも、スキンシップがより一層重要になる理由の1つです。
愛犬の老化現象を早期発見し、事前に対策を施そう!
愛犬の老化現象を早期に発見して、事前に適した対策を施しましょう。
そもそも犬は、人間よりも早く年老いてしまいます。
そのため、愛犬の老化や死を避けては通れません。
しかし、どうせなら健康的でいられる時間を少しでも長くしてあげたいですよね。
だからこそ、老化現象における早期発見とその対策が重要です。
具体的には今までと比較して、些細な変化を見つけることが求められます。
以下のような老化のサインを見逃さないようにしましょう。
老化のサイン(見た目)
- 白髪が増えた
- 髭が白くなってきた
- 被毛のツヤが無くなってきた
- 毛量が減ってきた
- 抜け毛が増えた
- 目が白くなってきた
- 体重が増減している
- 口臭が出てきた
- 目ヤニが増えてきた
老化のサイン(行動)
- 食欲が変化した
- 食の好みが変わった
- 段差を嫌がるようになった
- 散歩の時間が短縮された
また、定期的な健康診断の受診も大事なことです。
2回/年を目安に受けさせることがオススメです。
もし老化現象が見られた場合には、それに応じた対策を行うことが求められます。
- 生活環境を整える
- 食事に気を付ける
愛犬との過ごす時間は、愛犬にとっても飼い主さんにとっても貴重な時間です。
普段からコミュニケーションを取りつつ、幸せな人生にしてあげたいですね。
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