【子犬・老犬・持病】愛犬の個性で変わる防災対策ガイド|備え方から避難まで

目次
大規模な災害が起きると、私たちは「ペットと一緒に避難すること」を考えます。
けれども、一般的な防災ガイドは“元気な成犬”を前提にしたものが多く、「うちの子は子犬だけど大丈夫かな?」「老犬だと移動が心配…」「持病がある子はどうすればいいの?」と不安になる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
災害時には、「うちの子に合わせた防災」が欠かせません。
この記事では、子犬・老犬・持病がある犬のための備え方と行動の工夫を解説。おすすめのアイテムも紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【備え編】愛犬の個性に合わせて準備する
まずは、どんな子にも必要な基本セットを確認しましょう。
- フードと水
最低7日分。普段から食べ慣れているフードをローリングストック(使いながら補充)しておくと安心です。
水分補給もできるウェットフードもおすすめ。 - フードボウル
フード用、水用の2つ用意しておくと安心です。 - 常備薬・療養食
薬そのものと一緒に、「薬名・用法・投与量」を書いたメモも必ずセットに。 - 移動用グッズ
リード・ハーネス・クレート(キャリー)など。
避難所ではクレート(キャリー)に入れることが条件の場所も多いため、日常から慣らしておきましょう。 - 衛生用品
トイレシート、排泄物用ビニール袋、消臭スプレー、ウェットティッシュなど。 - 愛犬情報
迷子札と最新のマイクロチップ登録。
迷子になった時のために紙焼きした写真があると安心です。
【子犬の備え】年齢と成長を想定した準備
- 成長を考慮したサイズ選び
数か月で体格が大きく変わるため、クレート(キャリー)は少し大きめのものを用意しましょう。
ハーネスや首輪は定期的にサイズを見直し、サイズ調整ができるものを選ぶと安心です。
救援物資は成犬用のフードがメインになるので、月齢に合ったものをストックしておきましょう。 - 社会化期への工夫
避難時は音や人に囲まれます。
普段から、家族以外の人や様々な音に慣れる練習をしておくと安心です。 - 体調トラブルへの備え
子犬は免疫力が十分に発達していないため、下痢や嘔吐を起こしやすい傾向があります。
ペットシーツや汚れた体を拭くためのシャンプータオルを多めに準備しておきましょう。
かかりつけ医で処方された整腸剤を用意しておくと安心です。
REFUGE SPACE 防水・撥水ソフトケージ
折り畳み式の簡易ケージです。組み立てもパッと広げるだけで簡単で、使わない時はコンパクトに収納できます。おでかけや旅行はもちろん、万が一の避難スペースの備えとして持っておきたい必需品です。
お出かけ時に使用しておくと楽しい思い出と繋がって、避難生活でのストレスが軽減されます。
【老犬の備え】快適性と介護の視点を加えた準備
- 移動の負担を軽減
足腰が弱くなっている老犬にとって、不安定な路面などの避難環境は大きな負担になります。
キャリーバッグやスリングを用意し、飼い主が抱えて安全に移動させてあげましょう。 - 寒暖差対策
体温調整が苦手になるため、夏はクールマット、冬は毛布やペット用ウェアを用意してあげましょう。
避難所の温度環境は安定しないことも多いので要注意です。 - 介護用品の備蓄
普段からオムツやペットシーツを使用している場合は、多めに備蓄してください。
また、体を拭くための大判のウェットティッシュや、床ずれ防止用のマットもあると役立ちます。 - 心のケア
慣れた匂いのするブランケットやおもちゃ、食器などがあるだけで安心感がぐっと増します。
WALKA HOLIC セミハードボトム トートキャリーバッグ
本来、避難時には飼い主の両手が自由になるリュックタイプのキャリーがおすすめですが、老犬の場合は、横になった姿勢に近く、体への負担が少ないキャリーバッグタイプの方が快適に過ごせます。
軽くて丈夫なキルティング素材。天面はファスナーで開閉できる通気性抜群のメッシュカバーを使用しているので、慣れない状況で不安な愛犬も飼い主さんの姿が見えるので安心です。
【持病がある犬の備え】獣医師情報の収集と愛犬情報を準備
- かかりつけ医・夜間病院の連絡先を控える
災害時は、近隣の病院が被災している可能性を考慮し、かかりつけ医だけでなく、複数の動物病院の連絡先と所在地を控えておくことが重要です。
一部の自治体では、災害時に獣医師会などと連携して緊急診療体制を構築している場合があります。
お住まいの地域の情報を、自治体のウェブサイトや広報誌で確認しておきましょう。 - 病気の詳細なメモ
避難時には、愛犬と一緒にいられず、ほかの人に世話をお願いする可能性もあります。
そのため、持病や普段の薬、緊急時に投与が必要な薬とその対応方法などを、簡潔にまとめたメモを準備しておきましょう。 - 投薬管理シート
「薬の種類・量・投与時間・副作用」のメモは、紙とスマートフォン、両方に保存しておきましょう。
メモを紛失した、充電がないなど、どちらか一方が見られなくても対応できます。 - 体温管理グッズ
呼吸器系や心臓病など、体温管理が特に大切な病気を持つ犬もいます。症状に合わせた対策が必要になるため、冷却材や保温グッズを多めに用意しておくことは、愛犬の命を守るためにとても大切です。
ひんやり吸熱敷きパッド PCM
接触冷感生地に吸熱・放熱機能を持ったPCM加工プリントを施した敷きパッドです。PCMとは、過酷な温度環境のなかで任務を遂行する宇宙飛行士向けに開発された素材。
睡眠時の体温や、外気温を感知し、温度の上昇や下降を抑え、快適な温度をキープします。
【避難編】個性に合わせた避難生活
【子犬と避難する時の工夫】
- クレート避難を徹底
子犬は環境の変化への耐性がまだできていません。急な物音や人の動きに驚いて、脱走してしまうリスクを避けるためにも、移動は必ずキャリーで行いましょう。 - 遊びと安心をセットに
クレートに入っている時間も長く、慣れない環境の多い避難生活は、子犬にとって大きなストレスです。
使いなれたお気に入りのおもちゃや大好きなおやつでストレスを和らげ、ストレスを軽減してあげましょう。 - ワクチン接種と健康管理
避難所では他の動物との接触機会が増えます。ワクチン接種は必ず済ませておきましょう。
ワクチン前の場合は、他の動物と接触させないよう細心の注意を払い、ケージやキャリーから出さないようにしてください。
知育おもちゃ 芋掘り
穴におやつを入れて宝探しをしたり、ホリホリしたり、ぬいぐるみで遊んだりと、いろいろな遊び方ができます。自由に行動できない避難生活で、愛犬の退屈解消にぴったりです。
避難所では周囲への配慮が必要です。音が出ないタイプのおもちゃなら安心して使えるのでおすすめです。
【老犬と避難する時の工夫】
- 快適な居場所の確保
クレートの中に柔らかいクッションや毛布を敷き、床ずれを防ぎましょう。
老犬は体温調整が苦手です。温度変化に注意し、マットや機能性犬服などで調整してあげましょう。 - 給水・給餌の工夫
ストレスで食欲が落ちることがあります。
ウェットフードに切り替えるなどして、水分と栄養補給を促してください。 - 定期的な身体チェック
排泄がきちんとできているか、脱水症状がないか、関節や足にケガがないかをこまめに確認しましょう。
UNAGE SPA アンエイジスパ 背中開きタンク
温泉効果と森林浴効果を併せ持った特殊鉱石を練り込んだインクをプリントしました。やわらかくて負担が少ない特殊な面ファスナーを使用した、着せやすい背中開きタイプです。
老犬の健康維持が不安な避難所生活で、新陳代謝や免疫力をサポートします。
【持病がある犬と避難する時の工夫】
- 「SOSサイン」を見逃さない
持病が悪化したときのサインと対策を、あらかじめ把握しておきましょう。
少しでも異変を感じたら、獣医師に相談できる環境であれば、すぐに指示を仰ぐことが大切です。 - 周囲への情報共有
避難所では、愛犬に持病があることや緊急時の対応方法を、あらかじめ周囲の人に伝えておきましょう。
必要事項を記したメモを準備しておくことで、いざという際に迅速かつ適切な連携が可能となります。 - 薬の管理と投与
毎日決まった時間に薬を投与できるよう、日常からスマホのリマインダーなどを活用しましょう。
混乱した状況でも、正確な投薬を心がけてください。 - 緊急時の対応フロー
事前に調べた病院への移動手段・行動手順を紙にまとめておくと、混乱時にもスムーズに行動できます。
UNAGE アンエイジ シニア防水マット
裏は無地の防水素材で、水分をしっかりガード。クレートの中に敷けば汚れ防止にも役立ちます。表はソフトで優しい肌触りのキルト生地なので、愛犬も快適に過ごせます。
【日常からできること】犬も飼い主も事前準備を
防災は、飼い主も犬も事前の準備が欠かせません。
まず押さえておきたいのが、避難所での生活に不可欠なクレートやキャリーに、愛犬が慣れておくこと。おやつを使って中に入る練習をしたり、遊び感覚で「ハウス」のコマンドを教えましょう。
また、住んでいる自治体の「ペット同行避難」に関する情報や、ペット受け入れ可能な避難所の場所、近隣の動物病院の災害時体制を調べておくことも重要です。避難経路をお散歩コースに組み込んでおけば、安心してスムーズに行動できます。
ペットの避難は、自助と共助が基本です、近隣の飼い主さんと交流し、いざという時に助け合えるネットワークを築いておくことも、防災への第一歩になります。
大災害は誰にとっても初めての経験です。何が起きるか、どう動くかを家族でシミュレーションしておくだけでも、心の準備につながります。
愛犬の個性に合わせて守ろう
防災は難しい特別なことではありません。基本の備えに、うちの子ならではの工夫をちょっとプラスするだけ。
子犬・老犬・持病のある犬、それぞれの特性に合わせた備えが、愛犬の未来を守ります。ぜひうちの子に合った防災を、始めてみてくださいね。
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愛犬の安全と安心を守る防災準備とは?ペット災害危機管理士が解説
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