愛犬のための梅雨のお手入れガイド|皮膚トラブルが心配な季節の散歩で気をつけたいこと

目次
「最近、体を掻く回数が増えた気がする」
「耳のにおいがいつもより気になる…」
梅雨の時期になると、愛犬のそんな変化に気づくことはありませんか?
湿気が高く雨が続くこの季節は、カビや細菌が繁殖しやすい環境が整ってしまうため、いつも通りのケアだけでは追いつかないことも多いのです。
この記事では
- 梅雨に皮膚トラブルが増える理由
- 雨の日の散歩で気をつけること
- 帰宅後のお手入れの手順と注意点
- 梅雨を快適に乗り切るためのケアのコツ
を解説。愛犬の皮膚と被毛を守るためにおすすめのアイテムも合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
なぜ梅雨は愛犬の皮膚トラブルが増えるの?
被毛トラブルの原因その1:高温多湿
梅雨の時期の気温は20〜25℃前後、湿度は70〜80%を超える日も珍しくありません。実はこの「ジメジメした環境」は、愛犬の皮膚にいる常在菌が活発になりやすい条件と重なります。そのため、普段は保てていたバランスが崩れて、皮膚のベタつきや赤み、ニオイやかゆみなどに繋がってしまうことがあるのです。
注意してあげたいのが、皮膚が重なりあう部分。耳の内側、脇の下、内股、指の間、しっぽの付け根などは、通気性が悪く湿気がこもりやすいため、蒸れやすくデリケートな状態になりがちな場所です。とくに、垂れ耳の犬種や皮膚のシワが多い犬種(フレンチ・ブルドッグ、シー・ズーなど)は、湿気の影響を受けやすいため、気をつけてあげましょう。
被毛トラブルの原因その2:被毛が乾きにくい
湿度の多いこの時期は、雨の散歩やシャンプー後など、濡れた被毛が乾きにくくなります。なかでも、ダブルコートの犬種や長毛種は要注意です。表面が乾いているように見えても、皮膚に近い根本の部分がまだ湿っているなんてことも。
水分が残ったままだと、お肌のベタつきやニオイの原因になってしまうため、根本までしっかり乾かしてあげることが大切です。
また、梅雨の時期は汚れが気になってこまめにシャンプーしたくなりますが、洗いすぎは皮膚の常在菌バランスを崩し、かえってトラブルにつながる可能性があります。シャンプーの一般的な目安は、2〜4週間に一度。犬種や皮膚の状態によって異なるため、愛犬のシャンプーの頻度については、かかりつけ医に確認しましょう。
被毛トラブルの原因その3:バリア機能の乱れ
アトピーやアレルギーなどで皮膚が敏感な犬の場合、この季節は皮膚のバリア機能やコンディションが乱れやすくなることがあります。毎年この時期になると、かゆみや肌を気にする様子が増えると感じる場合は、梅雨の湿気や環境の変化が影響しているかもしれません。早めにかかりつけの獣医師さんに相談してください。
雨の日の散歩、どうする?
雨の日のお散歩、「濡れた後のケアも大変だし、休んじゃおうかな」と思う日もありますよね。
けれども、おトイレが外でしかできない犬種や、散歩が大好きで運動不足やストレスが心配な犬など、雨でも散歩が必要なケースは少なくありません。無理のない範囲で、便利なアイテムを活用しながら、雨の日ならではの散歩を楽しみましょう。
レインコートを上手に活用しよう!
雨の日の散歩には、レインコートがおすすめです。体が直接濡れるのを防いでくれるため、帰宅後に乾かす手間が省けるほか、泥や汚れが毛につくのも防げるなど、嬉しいメリットがたくさんあります。
レインコートを選ぶ際に注目したいのが、通気性。素材や形によっては、レインコートの中で熱や湿気がこもり、蒸れてしまうことがあります。防水性はもちろん、風通しの良さにも意識して選んであげてくださいね。また、使ったあとのレインコートもしっかり乾かして、清潔に保つことが大切です。
iDog STORM REACT イージーガードレインポンチョ
せっかちワンコに嬉しい簡単着用タイプのレインポンチョです。完全防水の素材で、大雨の日でも愛犬の体に水が届きません。裏面には通気性のよいメッシュを使用しているため、被毛が貼りつかずいつでもサラッと快適です。
散歩コースと時間帯を工夫する
雨の日は、泥や水たまりが気になる土の公園よりも、水はけのよい舗装された道を選ぶと体が汚れにくく、後のお手入れも楽になります。雨が弱まったタイミングを見計らって、いつもより短めの10〜15分程度で切り上げたり、トイレだけ済ませる程度の短いお散歩にするのもいい方法です。
帰宅後のお手入れ|ここが最重要
梅雨の時期、皮膚トラブルを防ぐうえで欠かせないのが「帰宅後のケア」です。雨の日の散歩のあとは、特に念入りに行いましょう。
ステップ1:まず全体の汚れをふき取る
玄関先で、全身の汚れや水分をタオルでふき取ります。ゴシゴシとこすらず、タオルを押し当てるようにして水分を吸い取るのがポイント。摩擦による皮膚への刺激を避けるため、やさしく丁寧に行いましょう。
吸水性の高いマイクロファイバー素材のタオルを使うと、通常のタオルよりも短時間で水分を取り除けます。
ステップ2:特に念入りにふくべき場所
全体をふいたあとは、湿気がこもりやすい部位を重点的にケアします。
指の間と足の裏
地面に直接触れる足先は、泥・雨水・雑菌が付着しやすい場所です。帰宅後のケアで見落としがちなのが、指の間。湿ったままにしておくと皮膚トラブルの原因になることがあります。1本ずつ指の間も確認しながら、丁寧にふいてください。汚れがひどい場合はぬるま湯で洗い流し、よく乾かしてあげましょう。
耳の入り口まわり
垂れ耳の犬はもちろん、立ち耳の犬も耳の裏側や付け根は、湿気がたまりやすい場所です。耳の入口まわりを、拭いてあげるのを忘れないようにしましょう。耳の中に水が入ってしまった場合は、コットンなどを使って水分を吸い取ってください。
わき・内股・しっぽの付け根
皮膚が重なり合うこれらの部位は、風が通りにくく湿気がこもりやすい場所です。タオルでふいたあとは、ドライヤーの温風でしっかり乾かしてあげましょう。
顔まわり・あごの下
マズル(鼻先から口元にかけての部分)や口まわりは、乾きにくい場所です。特に皮膚にしわの多い犬種は、しわの間に水分や汚れが残りやすいため、折れ目の奥まで丁寧にふいてあげましょう。
ステップ3:ドライヤーでしっかり乾かす
タオルでふいただけでは、被毛の内側に水分が残っています。梅雨の時期は自然乾燥では乾ききらないこともあるため、ドライヤーで根元からしっかり乾かすことが重要です。
温度は温風に設定し、一か所に当て続けず、コームやブラシで毛をかき分けながら根元まで風を届けます。熱くなりすぎていないか、手のひらで確認しながら行いましょう。
乾かす時間が取れない場合でも、足先・耳まわり・わき・内股の4か所だけは乾燥させることを優先してください。
ステップ4:仕上げのブラッシング
乾かしたあとはブラッシングで、被毛のもつれや余分な抜け毛を取り除きます。梅雨の時期は換毛期と重なることもあり、抜け毛が増える犬種もいます。被毛の通気性を保つためにも、こまめなブラッシングを習慣にしましょう。
UTTORAJI 夢心地なマッサージブラシ
ヨーロッパの品質基準を満たした高品質なシリコン(LFGB基準)を使用したマッサージブラシです。 シリコンボディはやわらかく優しいさわり心地で、ペットの身体を傷つけることなく、アンダーコートと皮膚まで届きます。
梅雨を快適に乗り切るためのケアのコツ
外から帰ったときのお手入れだけでなく、日常の室内環境の工夫やケアを取り入れることで、梅雨時期の皮膚トラブルのリスクをさらに下げることができます。
室内の温度と「湿度」をコントロールする
犬にとっての快適な環境は、室温20〜25℃、湿度50〜60%が目安と言われています。梅雨時はエアコンの「除湿機能」や除湿機を上手に活用して、室内の湿気を取り除いてあげましょう。サーキュレーターを回して室内の空気を循環させるのもおすすめです。
犬用ベッドやタオルの「清潔」をキープ
湿度の高い季節は、愛犬のベッドやマットも、抜け毛・皮脂・フケなどが栄養となり、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。こまめに洗濯してしっかり乾燥させましょう。
保湿ケアで皮膚のバリア機能をサポート
「ジメジメしているのに保湿が必要?」と思うかもしれませんが、実は梅雨時の皮膚は蒸れによってデリケートになっていたり、エアコンの風で部分的に乾燥していたりと、バリア機能が乱れがちです。
ブラッシングの際やシャンプーの後に、犬用の保湿スプレーやローションを使って地肌をケアしてあげることで、乾燥や外部刺激から皮膚を守り、健やかなコンディションを保ちやすくなります。
IDOG&ICAT glosse うるおいケアブラシ
痛んだ被毛のケアにピッタリのセラミドとマカダミアナッツオイルを、直径約10μmのマイクロカプセルにしてブラシの毛に配合しました。保湿成分セラミドは、キューティクルをくっつける接着剤の役割を持っています。内側から水分が逃げるのを防ぎ、外側の刺激から被毛を守ります。
まとめ
梅雨は愛犬の皮膚にとって負担の大きい季節ですが、皮膚トラブルが増える理由を知り、正しい対策を行うことで、大切な家族の皮膚と被毛の健康はしっかりと守ることができます。便利で快適なケアアイテムもうまく頼りながら、愛犬と一緒にすっきり爽やかな毎日を過ごしてくださいね!愛犬と一緒に、梅雨を快適に乗り切りましょう。
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