
目次
- 1 シニア犬(老犬)って何歳から?
- 2 【シニア犬のための部屋づくり1】安全な室内環境を整える
- 3 【シニア犬のための部屋づくり2】温度と湿度をキープする
- 4 【シニア犬のための部屋づくり3】ほどよい刺激がある環境を用意する
- 5 安心してくらせる部屋づくりで快適なシニアライフを
- 6 犬との暮らしをもっと豊かに・大切な家族に選ぶなら…IDOG&ICAT
- 7 愛犬の着心地を最優先に/idogのこだわり
シニア犬(老犬)になると、今までできていたことができなくなって「あぁ、愛犬も歳をとったんだなぁ」と感じる場面も出てきます。寝ている時間も増え、家の中で過ごす場面が多くなるからこそ、室内環境を整えてあげたいですよね。
- シニア犬(老犬)って何歳から?
- シニア犬(老犬)のための部屋づくりはいつからはじめればいいの?
- シニア犬(老犬)が安全な室内環境って具体的にどんなもの?
- 家具レイアウト以外に必要な対策は?
- シニア犬(老犬)がより快適に過ごすための工夫が知りたい
など、シニア犬(老犬)と暮らす部屋づくりに悩む飼い主さんの疑問を解説、おすすめの商品もご紹介します。
シニア犬(老犬)って何歳から?
犬のシニア期は、中・小型犬で11歳頃から、大型犬で7歳頃からといわれています。実際は、まだまだ元気いっぱいに見えて、シニアと呼ぶにはまだ若いと感じる飼い主さんも多いでしょう。
けれども、犬は高齢になるほど新しい環境に慣れるのに時間がかかります。もしも視力が落ちてしまうと、見えていた時の記憶を頼りに行動します。
また、年齢を重ねるほど、筋力が衰えたりしてできないことも増えてきます。例えば、今までは簡単に乗り越えていた段差で躓いたり、ソファーに飛び乗れなくなったりといった変化も出てくるでしょう。
シニア犬のための部屋づくりは、早すぎるということはありません。関節などへの負担が軽くなるため、老化スピードもゆるやかになるので快適な時間が長くなるからです。
■関連記事
犬のシニア期は三段階|老化サインと段階ごとの症状・対策を解説
【シニア犬のための部屋づくり1】安全な室内環境を整える
部屋の中には、若い時には問題なかくても、シニア犬にとっては危険な場所もあります。愛犬が思わぬ怪我をしないためにも、早めに安全対策をしてあげましょう。
シニア犬の危険ポイント:床
踏ん張る力が弱くなったシニア犬にとって、滑りやすいフローリングは大変危険です。滑り止めのマットを敷くなどして、歩きやすい環境を整えましょう。カーペットの種類によっては、爪がひっかかってしまう場合もあります。素材選びにも注意し、滑りにくく引っかからないものを選びましょう。
シニア犬の危険ポイント:階段
シニアになると、階段の昇り降りも思わぬ怪我の原因となります。足腰が弱くなった犬は、階段の前に柵をつけて階段を使わないように対策してあげてください。問題なく階段を使用できる犬の場合も、怪我の防止のために階段に滑り止めをつけると良いでしょう。
シニア犬の危険ポイント:段差
部屋の中にある段差も、シニア犬にとっては注意したいポイントです。例えば、玄関と床の段差、縁側やベランダへの出入り口の段差など、室内にも小さな段差があります。元気なうちは、段差の昇り降りは筋力トレーニングになります。その場合は、ジャンプさせず、わざとゆっくり目にまたいだり、昇り降りさせたりしましょう。
高齢になり足腰が弱くなってきたら、つまずき防止のために段差解消スロープを設置してあげましょう。または、段差は飼い主さんが抱っこして通るとルールを決めてあげるのも良いでしょう。
シニア犬の危険ポイント:ソファーやベッド
ソファーが大好きな犬は多いですよね。けれども、シニア犬にとっては、乗り損なって落下してしまったり、着地に失敗して怪我をするリスクのある場所になってしまいます。
飼い主さんと一緒にいたい、飼い主さんのニオイのする場所が好きといった理由なら、飼い主さんが床で使えるロータイプのクッションに座る方法もあります。
ソファーそのものが好きだったり、飼い主さんの姿がよく見えるようにソファーに乗りたがる犬の場合は、スロープやステップを設置して飛び乗らないようにしてあげましょう。
設置しても最初は使い方がわからなかったり、今までどおり飛び乗ろうとする犬もいます。最初はオヤツなどで誘導して、上手にできたらたくさん褒めてあげてくださいね。
たためるiStep 2段 ファブリック ロータイプ
ベッドや人間用ソファへの昇り降りをサポートします。 1段の高さが約9cmの低めのタイプは足の弱い子や小さな子、筋力の落ちてきたシニアにもピッタリです。パタンと折りたたんで階段に、フラットな状態でくつろぎ場所としてお使いいただきます。
iStep WoofLens スロープステップ
ソファやベッドなど、お家の中の段差を解消する愛犬用のスロープです。なだらかな坂形状なので、階段状のステップが登れないシニアにもおすすめです。犬の視認性に合わせてスロープの境目がブルーになっており、ステップの幅や段差が認識しやすくなっています。
シニア犬の危険ポイント:ペットアイテム
ペットトイレやケージ、ペットベッドの出入りも、シニア犬にとっては注意が必要な場所です。高さによっては、上手にまたげずに転倒してしまうケースもあります。
UNAGE アンエイジ 体圧分散シニアローベッド カドラータイプ
介護用ベッド「un_age」シリーズの体圧分散ベッドです。段差が低く昇りやすいので、シニアでも安心。 カバーは撥水・防水加工を施したキルト素材です。カバーを取り外して洗濯もできるので、ベッドを汚してしまう機会が多いシニア犬も、いつでも清潔に使用できます。
シニア犬の危険ポイント:柱や椅子の脚・家具の角
犬の視力が低下すると、柱や椅子の脚・家具の角など、思わぬものにぶつかる事があります。もし移動が可能な場合は、視力が低下する前に部屋のレイアウトを変えて安全な配置にし、それを犬が記憶できるようにします。
どうしても移動できない家具や柱などは、ぶつかっても痛くないように、緩衝材やタオルを巻くなどしてガードしてあげてください。人間の赤ちゃん用に販売されている、コーナーガードを活用するのも良いでしょう。
また、クローゼットの扉や部屋のドアなどが開けっぱなしになっていると、ぶつかってしまう危険があります。シニア犬と暮らしている飼い主さんは、安全のためにも常に意識してあげましょう。
シニア犬の危険ポイント:電源コード・コンセント
タコ足配線など電源コードが密集していたり、絡まりあって浮き上がっていたりすると、転んだり体の一部に巻きついたりする可能性があります。コードが引っ張られて、電化製品が落ちてきたりするリスクもあるため、設置場所も犬の行動範囲から離れた場所にすると安心です。
コードを部屋を横断するように使用している場合は、電化製品の置き場所を変えるか、長いコードを使用して部屋の隅を通すなどして、犬の行動範囲にかからないようにしましょう。
また、誤ってコンセントやコードを齧ってしまうと、感電の可能性もあり大変危険です。コンセントカバーを使って、怪我のリスクを回避しましょう。
シニア犬の危険ポイント:隙間
高齢になると脳の働きが低下し、後退りができなくなることがあります。そうすると、狭い隙間に入ったけれど、出られないという状況になってしまいます。家具と家具の隙間などにハマってしまって、飼い主さんが気づくまでずっと出られなくなっていることも。
できるだけ隙間がないように家具の配置を変えてあげましょう。ソファーの下やどうしてもできてしまう隙間には、大きいサイズのペットボトルで塞ぐ方法がおすすめです。
アンエイジ ウェルネスウェア プリントタンク
シニア期や病気のペットが快適に過ごせるアイテム「unage」(アンエイジ)シリーズ。 歩行のふらつきやよろつきをサポートして愛犬の動きを安定させます。
ウェルネスウェア シニア
シニア期・ハイシニア期や持病を抱えているパートナーのために開発された、「体幹安定」と「「リラックス機能」2つの特許を取得済みの機能性ペットアパレルです。歩行時の転倒・ふらつきを予防し、しっかりとした足取りをサポートします。
【シニア犬のための部屋づくり2】温度と湿度をキープする
犬も人間と同じく、高齢になると、温度や湿度の変化に鈍感になったり、順応する力が弱くなったりしてきます。若い時以上に、温度・湿度の管理に気を配ってあげましょう。
飼い主さんのいる場所で快適に感じても、愛犬のいる床に近い場所では温度が違うこともあります。ケージやペットベッドなど、愛犬のいる位置に温度計・湿度計を設置してチェックする習慣をつけると安心です。
自力で歩ける犬の場合は、自分で体温調整できるように、冷房を使う夏は暖かいマット、暖房を使う冬にはひんやりグッズなどを用意してあげましょう。
【シニア犬のための部屋づくり3】ほどよい刺激がある環境を用意する
シニアになると寝ている時間が長くなり、若い頃と比べて新しいことへの興味を持てなくなってきます。刺激が少ない生活は、脳に刺激を与えられるうような環境を作りましょう。
窓の外の景色を見る
室内での時間は安心して落ち着いていられる反面、刺激が少なくメリハリのない生活になってしまいがちです。外の景色を見ることで刺激を受け、脳が活性化します。
ただし、愛犬が興奮して吠えてしまう、窓の外が騒がしく愛犬が落ち着かなくなるなどの様子がある場合は、時間帯を変えるなどして、愛犬がリラックスできる環境を整えるよう工夫しましょう。
夜は暗く・朝は太陽光を浴びる
シニアになると、昼・夜逆転してしまう犬もいます。夜に遅くまで電気をつけていると、就寝時間になっても覚醒した状態になってしまいます。
飼い主さんが遅くまで起きている家は、電気を消した別室で犬を寝かせるか、同室で過ごすなら寝床(ゲージやクレートなど)に入れて上から布をかぶせて光を遮断してあげると良いでしょう。朝は、朝日を浴びて体内時計をしっかりリセットできる環境を用意してあげましょう。
音楽を聞く
最近では、犬のための音楽も配信されています。リラックスできる音楽をみつけて、癒しの時間をつくってあげましょう。
安心してくらせる部屋づくりで快適なシニアライフを
年齢を重ねた愛犬との暮らしは、ちょっとした工夫で快適になります。できることが増えたり、新たな楽しみが見つかることも。安心とほどよい刺激を感じられる部屋は、愛犬のアンチエイジングにも繋がります。愛犬の年齢に合わせた心地よい部屋づくりで、シニアライフを満喫してくださいね。
犬との暮らしをもっと豊かに・大切な家族に選ぶなら…IDOG&ICAT
「IDOG&ICAT」は創業33年の縫製工場を母体とするペットグッズメーカーです。
ペットの骨格を熟慮した立体パターンを元に、「イヌゴノミクス」を合言葉に、身体に沿う・負担が少ない・快適な商品を目指して改善を続けています。
縫製工場を母体ならではの「ものづくり」の精神、積み重ねた知識とノウハウを活かした商品をぜひお試しください。
仔犬期からシニア期まで安心してご利用いただける商品を。
IDOG&ICATは健康寿命20年を本気で支えるペットグッズメーカーとして、真摯に誠実に、皆様のそばに寄り添い続けます。
愛犬の着心地を最優先に/idogのこだわり
idogでは、お客様からのご意見を元に常に改善を続け、社犬やモデル犬と一緒によりよいパターンを研究開発しています。
愛犬が負担なくのびのびと過ごせるidog独自の立体パターン、是非お試しください。
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