
目次
犬にとって遊びは、狩猟本能を満たす重要な役割を担っています。
また、運動不足や体型維持、ストレスの発散など健康面にも大きく影響します。
しかし、飼っている犬によっては、普段からあまり遊ばない個体も少なくありません。
運動不足が進行することで肥満体型になり、病気や怪我をしやすくなってしまいます。
ストレスを解消できないことから、無駄吠えすることも増えます。
参考:犬が吠えることをやめさせるにはどうしたらいい?5つのしつけ方法を解説!
- 成犬になってからあまり遊ばなくなった。
- 具体的に遊ばせる方法を知りたい!
- 愛犬の肥満体型をなんとかしたい!
このような悩みを抱える飼い主さんも少なくありません。
実は犬を遊ばせるにはコツがあります。
そこで本記事では飼い犬を遊ばせるためコツと、飼い主さんが意識すべきポイントも合わせて解説します。
簡潔に記載しているので、気になる方はぜひ最後までご覧くださいね!
犬にとっての遊びとは
犬のとって遊びとは狩猟本能を満たすものです。
特におもちゃを活用することで、よりリアルな疑似体験を行うことができます。
多くの飼い主さんはおもちゃと言えば、「飼い主と愛犬が一緒に遊ぶためのもの」、「一人の時間でも退屈しないように置いておくもの」と捉えていますが、その根底には犬の持つ本能を満たすことがあるのです。
つまり、飼い犬の狩猟本能を刺激することが、遊びにおいて大切なことです。
誤った遊び方であれば、飼い犬は興味を示さず、遊ばなくなってしまいます。
また、同時に怪我をさせてしまう危険性もあります。
犬が遊ぶことで得られる4つの狩猟体験
犬がおもちゃを活用した遊びから得られる狩猟体験を細分化すると、以下の4つの行動になります。
- 追いかける
- 捕まえる
- 振り回す
- 噛む
これらの行動は全て、狩猟本能を満たす重要な行動です。
例えば、ボール投げの遊びでは「追いかける」、「捕まえる」という2つの行動を行うことができます。
ロープを活用した引っ張り合いでは、「振り回す」、「噛む」の行動を行えます。
この2つの遊びを行えば良いのかというと、一概には言えません。
人間もそれぞれ性格が異なるように、犬にも個性があります。
つまり、まずは飼い犬の性格や好みを知ることが重要です。
「うちの子はこの遊びが好きなんだ!」と理解しても、同じ遊びばかりだと飽きてしまいます。
狩猟体験につながる行動を意識しつつ、柔軟に遊ばせてあげることが大切です。
ちなみに「噛む」行為は本能を満たすこと以外に、歯石などが除去できることから、口腔内の衛生を保つ役割もあります。
おやつの中にも「噛む」行為を目的としたものもあるので、有効活用しましょう。
犬をおもちゃで遊ばせる際の注意点とコツ
おもちゃを活用して犬を遊ばせる際には、以下のことに注意が必要です。
- 誤飲・誤食させない
- 狩猟を達成させる
誤飲・誤食させない
おもちゃを活用して遊ぶ際には誤食させないことが重要です。
飼い犬も食べるつもりはありませんが、おもちゃや噛むためのおやつを誤って飲み込んでしまう危険性があります。
理由は、犬の喉の構造にあります。
犬の喉は飲み込みやすい構造になっているため、無意識に飲み込んでしまう可能性があるのです。
また、仮に食用のものであっても大きな固形のまま飲み込んでしまうと、喉を詰まらせてしまうこともあるので、注意してあげましょう。
狩猟を達成させる
飼い犬を遊ばせる際には、狩猟を達成させてあげましょう。
例えば、ロープを使った遊びの際に引っ張り合いが終わらなければ、犬にとって楽しくもなく、達成感はありません。
また、おもちゃやボール関しても、咥えると持つとなかなか離さない個体も存在します。
この場合無理やり取り上げてしまうと、獲物を仕留めても食べることができないといった状況と類似し、狩猟体験を完了しないことになります。
しつけの一貫としても、強制的におもちゃを取り上げるのはよくありません。
しつけどころか飼い犬にとってストレスにもなり得ます。
その結果、より一層飼い主さんのところへ届けない、攻撃的に唸るといった行動に移ってしまいます。
犬と遊ぶ際に飼い主が意識すべき3つのポイント
犬と遊ぶ際に飼い主が意識すべきポイントは、以下の通りです。
- 短時間でもできるだけ毎日遊ぶ
- 飼い犬の性格や好みを理解する
- 遊びたい気持ちを少し残して切り上げる
短時間でもできるだけ毎日遊ぶ
日々忙しく、飼い犬との遊びの時間をなかなか作ってあげられず、ついつい「休みの日に集中して遊んであげよう」と思う飼い主さんも少なくありません。
しかし時間の長さよりも、遊ぶ頻度の方が重要です。
短期間で多く遊ぶと、その後に疲れを溜めてしまいます。
また、遊んであげられない日が多いことで、飼い犬は寂しさやストレスを感じやすくなる傾向にあります。
これらのことから、少しの時間でも良いのでできるだけ毎日遊んであげるようにしましょう。
飼い犬の性格や好みを理解する
人間同様、犬にも個性があります。
だからこそ飼い主さんが犬の性格や好みを理解することが大切です。
例えば、人見知りする性格の犬は、他の犬が多いドッグランなどは苦手な傾向にあります。
その子の個性を理解しつつ、好きな遊びを取り組んであげましょう。
遊びたい気持ちを少し残して切り上げる
飼い主さんが意識すべき最後のポイントは、犬が「遊びたい」と思う気持ちを少し残りして切り上げることです。
そもそも犬の適した遊び時間は、犬種や年齢、生活環境によって異なるため一概には言えません。
しかし、どのような犬でも飽きる前に遊びを切り上げることはメリットがあります。
それは次回の遊びへの興味や関心を残せること、飼い主から遊びを終わらせることでしつけにもつながることです。
おもちゃを使った飼い犬の遊ばせ方【4選】
おもちゃを使って飼い犬を遊ばせる具体的な方法は、以下のものが挙げられます。
- 引っ張り合い
- 宝物探し
- ジャンプ&トンネル
- ボール投げ
引っ張り合い
飼い犬とおもちゃを引っ張り合う遊びです。
これにはしつけにつながるコツがあります。
それは引っ張り合いが終わると、「持ってきて」などの指示を出し、それができたら褒めてあげることです。
最終的に「飼い主さんの元に届けることで褒めてもらえる」ことを認識させることが重要です。
また、引っ張り合いで使うおもちゃはロープなど、咥えやすいものを選択しましょう。
咥えにくいものや小さいものであれば、飼い主さんが怪我をしたり、飼い犬が誤飲してしまう可能性があります。
宝物探し
宝物探しはおやつを活用した遊びです。
この遊びは、軽い運動と知育を兼ね備えた遊びになります。
手順は至って簡単です。
おやつ(or フード)を1粒を小皿に乗せ、部屋の中に隠します。
最初は見えやすい物の下など見つけやすいようにし、徐々に見つけにくい場所にするなどして難易度を上げていきましょう。
ジャンプ&トンネル
ジャンプ&トンネルは軽い運動と、飼い主さんとのコミュニケーションを兼ね備えた遊びです。
忙しい合間でも手軽にできるので、実践してみてください。
具体的には飼い主さんの体(足など)をくぐらせたり、ジャンプして飛び越えさせます。
その先におやつなどを置いておき、上手に誘導してあげましょう。
ボール投げ
ボール投げは定番の遊び方法で、飼い犬の運動としつけにつながります。
やり方は至ってシンプルで、ボール(おもちゃ)を投げて、持ってきてもらうことを繰り返します。
ただし部屋内で行う際には、以下のことに注意しましょう。
- 怪我をしない環境を作る
- ある程度走れるスペースを確保する
- 深夜や早朝の時間帯は避ける
飼い犬を遊ばせる際の注意点とマナー
飼い犬を遊ばせる際、注意点やマナーがあります。
室内
室内で遊ばせる際には、遊ばせる時間に注意しましょう。
田舎の一軒家などであればそこまで気になりませんが、都会、特に集合住宅などの場合は、深夜・早朝の時間帯は避けるようにしましょう。
近隣の迷惑になってしまうことが考えられます。
また、フローリングの床など、犬が滑りやすい場所では足腰に負担がかかり、怪我をしてしまう危険性があります。
マットやペット用滑り止めワックスなど、適したアイテムを有効活用しましょう。
室外
室外の環境は室内と異なり、飼い主と飼い犬だけではありません。
他の飼い主さんや犬もいます。
遊ばせ方だけではなく、それらとの関わり方なども考慮する必要があります。
また、飼い犬を制御するためのリードは必須アイテムになります。
飼い犬の性格も影響します。
例えば、飼い犬が怖がりであったり、人見知りするような性格であれば、他の犬が多いドッグランなどは避けた方が無難です。
仮に参加させる場合は、無理強いはせず、ゆっくり慣らすように意識してあげましょう。
また、暑い季節は熱中症にも注意が必要です。
こまめな水分補給や適度な休息が重要になります。
参考:熱中症ゼロへ-犬や猫を飼っている人–
本能を刺激するおもちゃで飼い犬を遊ばせよう!
本能を刺激するおもちゃを活用して、上手に飼い犬を遊ばせましょう。
そもそも犬用のおもちゃは狩猟本能に基づいて作られたものが多いです。
そして、犬の狩猟本能を満たす行動は以下の通りです。
- 追いかける
- 捕まえる
- 振り回す
- 噛む
これらの行動につながることを意識し、遊ばせることが重要になります。
また、犬にも個性があるため、「○○の遊びなら絶対遊ぶ!」というものはありません。
飼い犬の性格や好みを理解し、適した遊びを取り入れてあげましょう。
大切な家族である愛犬に良質なアイテムを!【IDOG&ICAT】
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