ドッグフードの選び方・原材料のチェックポイントと成長に合わせた与え方 #154

目次
愛犬にはいつまでも元気でいて欲しい、飼い主さんみんなの願いですよね。
犬の体をつくる毎日の食事は、健康で健やかに過ごすために最も大切です。
この記事では、ライフステージごとのドッグフードの選び方や、フードタイプごとのメリットやデメリット、原材料を見る時に
気を付ける点、おすすめのドッグフードをご紹介します。
ライフステージによるフードの違い
ドッグフードは、ライフステージによって必要な栄養素や効果を考慮してつくられています。
とはいえ、体型や体重、犬種や運動量などによって必要な栄養素やカロリーは異なります。
それぞれのフードの特性を理解して、愛犬の様子をみながらフードを切り替えるようにしましょう。
原料にアレルギーがあったり、消化がしにくいなど、フードによっては愛犬の体に合わない場合があります。
切り替え時はいきなり新しいフードに切り替えるのではなく、今まで食べていたフードに少し混ぜるところからスタートしましょう。
1週間を目安に、愛犬の様子をみながら少しずつ切り替えてください。
子犬期(0歳~12か月)
まだ体が小さいく食事量が少ないため、少量で効率よくエネルギーを摂取できる栄養バランスで作られています。
筋肉や骨格など体の組織が発達する時期のため、体重と比べて高い栄養価が必要です。
成犬期(1歳~6歳)
成長期が過ぎても子犬用のフードを食べていると、栄養価が多過ぎて肥満や病気の原因となる場合もあります。
切り替えのタイミングは、愛犬の体重や体型をみながら、成犬用のフードに切り替えていきましょう。
タイミングが不安な飼い主さんは、動物病院で相談ながら決めるとよいでしょう。
また、5〜7歳頃からは運動量が少なくなり、必要なエネルギー量も減ってきます。
肥満はさまざまな病気の原因となるため、食事の量に気をつけてあげましょう。
■関連記事■
犬の肥満度チェックつき!負担の少ないダイエット方法で病気リスクを回避しよう
シニア期(7歳~)
年齢を重ねるうちに寝ている時間が増え、基礎代謝も少なくなってきます。
また、食事の量が減ったり消化機能が落ちてきます。
愛犬の変化に気づいたら、フードもシニア用に切り替えていきましょう。
さらに高齢になると食事量が減ってくるため、高カロリーのフードを少量ずつ与えるようにしてください。
シニア用フードには、シニア期に衰えがちな健康をサポートしたり、消化吸収を助けるものもあります。
オールステージ用フードを与える時の注意点
与える量を調整することでどのライフステージでも対応できます。
年齢の違う犬を複数飼っている場合にとても便利ですが、全般的に栄養価の高いフードが多いため給与量には注意が必要です。
ドッグフードタイプ別のメリットデメリット
ドッグフードは含まれる水分量によって4つのタイプに分けられます。
それぞれにメリットとデメリットがありますので説明しましょう。
ドライフード
水分量が10%以下のため、常温での長期保存が可能です。
カリカリとした食感で硬さもあるので、歯石がつきにくいともいわれています。
デメリットとしては水分をしっかりと取らないと、犬の健康に必要な1日の水分量に満たないということ。
水をあまり飲みたがらない犬は、スープや犬用ミルクをあげるなど必要な水分量を摂れるように工夫してあげましょう。
■関連記事■
犬が水を飲まないのはなぜ?病気が原因?健康に必要な水分量と理由別の飲ませ方
ソフト・セミモイストフード
水分含有量が10〜30%のソフトドライタイプと20〜35%のセミモイストタイプがあります。
まだ歯が十分の発達していない子犬や、噛む力が弱くなったり消化機能が低下するシニア犬におすすめです。
ウェットフード
ウェトフードは嗜好性が高く、食欲が落ちている時もウェットフードなら喜んで食べる場合があります。
水分含有量が60%以上あるため、水を飲みたがらない犬の水分補給のほか、災害時の非常食としても活躍します。
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ドッグフードのタイプ別・正しい保存方法!愛犬の健康のために気をつたいこと
ドッグフードを選ぶ時のチェック項目
安心で安全なドッグフードを選びたいけれど、さまざまな情報がありすぎてわからなくなってしまうという飼い主さんも多いのではないでしょうか。この記事では、最低限チェックしたい基本のポイントをご紹介します。
主原料が動物性タンパク質
もともと肉食である犬は、穀物や野菜の消化があまり得意ではありません。
犬に最も大切な栄養素である動物性タンパク質が主原料のものを選びましょう。
材料が明確に記載されている
原材料でよくみる〇〇ミールが心配という飼い主さんの声をよく聞きます。
ドッグフードの原材料調達方法などは、愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)で一定の基準が決められています。
そのため、犬が食べられないような粗悪な原料が使われることはありません。
けれども、使用した肉がどの動物の肉か、どの部位を使用しているのかはわからないため、アレルギーのある犬は注意が必要です。
また、アレルギー以外でもカロリーや含まれる栄養素など、どの動物の肉を使用しているかは重要です。
「〇〇ミール」「肉類」「副産物」となっているものよりも、チキン・ラムなど肉の種類が明確に記載されているものを選ぶとよいでしょう。
余計な添加物は入っていないか
長期保存するために、酸化防止剤や安定剤が使われています。
添加物にはいろいろありますが、とくに気をつけたいのは2009年にペットフード安全法で上限が定められた3つの添加物です。
- BHT
- BHA
- エトキシン
添加物が気になる飼い主さんは、これらの添加物が使われていないかをチェックすると安心です。
また、食いつきをよくするために合成の香料や着色料がつかわれている場合もあります。
食事により長期にわたって摂取しつづけると愛犬の健康に影響がでる可能性もあるでしょう。
添加物には品質を保つために必要なものもありますが、できるだけ安全性の高い自然由来のものを選ぶようにしましょう。
おすすめのドッグフード
IDOG &ICATでは、ペットの健康寿命20年を目標にドッグフード【DOZO】を開発しました。
犬の主要アレルゲンを排除した穀物不使用のグレインフリーです。
原材料はすべてヒューマングレード。
普段口にするものやレストランなどで調理される食材と同等または、それ以上の品質のものを使用しています。
もちろん、保存料不使用・着色料不使用など余分なものは一切含んでおりません。
毎日の「どうぞ」で愛犬の命と健康を守るドッグフードDOZOは、まもなく発売です。
愛犬の健康寿命を考えた特別なごはん「DOZO(ドーゾ)」【信州ジビエ使用の国産ドッグフード】が、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」にてプロジェクト開始!
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