
目次
犬にとって運動は大切です。
運動不足になると肥満体型になりやすく、それが要因で病気になる可能性が向上します。
また同時に、普段の生活で怪我をするリスクも高くなります。
犬の運動といえば、第一に思い浮かべるのが「散歩」です。
とはいえ、雨の日や風の強い日など、その散歩が困難な日もありますよね。
そんな中、以下のように悩んでいる人も多いはず。
- 室内で飼育している愛犬が運動不足な気がする。
- 散歩以外に部屋でできる運動ってどんなのがあるの?
- 怪我しないように遊ばせたい。
そこで本記事では、室内でできる運動不足の解消方法と、愛犬を遊ばせる際の注意点を解説します。
意外にも簡単に実践できる遊びがいくつもあります。
「散歩以外あまり遊んだことないかも…」という人は、特に最後までご覧ください!
犬の運動不足が危険な理由
まずそもそも犬の運動不足が危険である理由を、きちんと認識しておく必要があります。
犬が運動不足になると、どうしても肥満体型になりやすくなります。
それに伴い、病気や怪我のリスクが向上してしまいます。
また、運動不足が継続すると体力があり余って、イタズラなどの問題行動を起こすケースも。
そして愛犬のストレスの要因にもなります。
参考:飼い犬がストレスを感じているサインとは?4つの発散方法も徹底解説! #182
つまり、運動不足は身体的な悪影響と同時に、ストレスに繋がることから愛犬の精神的な健康状態にも良くありません。
運動不足解消だけじゃない!室内で愛犬と遊ぶメリット
室内で遊ぶことは、運動不足以外にも大きなメリットを享受できます。
その内容は以下の通り。
- 脳を刺激する「知育遊び」を実践しやすいこと
- 飼い主とのコミュニケーションが取れやすいこと
運動的な意味合いでは、やはり外で行う散歩の方が有効でしょう。
しかし、家の環境だからこそ実践しやすい知育遊びや、飼い主さんとのコミュニケーションについては、安全面や距離感の観点から室内が向いています。
犬が室内で運動不足を解消できる3つの遊び
犬が室内で運動不足を解消できる遊びは、以下の3つです。
- 引っ張り合い遊び
- ボール遊び
- 宝探し遊び
これらの遊びは簡単に実践できるものばかりなので、室内遊びには最適です。
引っ張り合い遊び
1つ目の遊びは、「引っ張り合い」です。
紐付きのアイテムなどを使い、愛犬と引っ張り合いをする遊びです。
もし適したアイテムがない場合は、タオルなどでも代用できます。
しかしその後、愛犬が「タオル=遊びアイテム」と勘違いしてしまう可能性があるため、可能な限りアイテムを用意した方が良いでしょう。
【遊び方】
①愛犬にロープを咥えさせる
②反対側を飼い主さんが持つ
③5秒ほど左右に動かし、引っ張り合いをする
④「離せ」の合図で終了
⑤ご褒美に褒めてあげる(or おやつを少量与える)
【注意点】
・あまり興奮させすぎないようにする
・おやつを多量に与えないようにする
・滑り止め対策を講じる
・誤飲しないサイズ感のアイテムを使用する
ボール遊び
2つ目の遊びは、「ボール遊び」です。
「取ってこい遊び」とも言われます。
ボールなどがあればすぐに実践できる遊びになります。
【遊び方】
①ボールなどを放り投げる
②愛犬に持ってきてもらう(or キャッチしてもらう)
③飼い主さんのところに持って来られたら終了
④ご褒美に褒めてあげる(or おやつを少量与える)
【注意点】
・誤飲しないサイズのボール(アイテム)を選ぶ
・遊ぶために室内のスペースを確保する
・ぶつかったら危ない家具などを片付けておく
宝探し遊び
3つ目の遊びは、「宝探し遊び」です。
比較的簡単な「二択当て」と、部屋を広く使った「場所当て」があります。
紙コップや両手を使うだけで実践できます。
【遊び方】(二択当て)
①おやつを1つ持ち、両手を隠す
②両手を握った状態で愛犬の前に見せる
③おやつが入った方を当てられたら終了
④正解したらご褒美にそのおやつを与える
【遊び方】(場所当て)
①紙コップなどにおやつを入れる
②それを隠す(ソファの下やカーテン裏など)
③愛犬に探させる
④探し当てられたら終了
⑤ご褒美にそのおやつを与える
【注意点】
・おやつを多量に与えないようにする
・難易度が高過ぎるとやる気を削いでしまうので注意
・飽きてしまう前にやめる
ちなみに知育運動には、「知育玩具」を使うとよりその効果を高められます。
室内で犬に運動させる際の注意点
室内で犬に運動させる際の注意点は、以下の通りです。
- おやつを与え過ぎない
- 興奮させ過ぎない
- 誤飲しないもの、壊れて鋭利になるアイテムは使わない
- 滑り止め対策を講じる
- 危険なものは事前に片付けておく
- 飽きさせないように工夫する
- 「ながら遊び」はNG
これらはどのような遊びであっても、愛犬のために注意したい内容です。
おやつを与え過ぎない
1つ目の注意点は、「おやつを与え過ぎないこと」です。
おやつは普段の食事とは異なります。
栄養バランスよりも、犬が好む味付けにしているものが多いです。
そのため、過剰摂取は愛犬の健康面であまり良くありません。
本来摂るべき食事を残すようになってしまうことも考えられます。
また、愛犬の運動不足解消のために行なっているにも関わらず、おやつの食べ過ぎで肥満体型になってしまっては本末転倒です。
興奮させ過ぎない
2つ目の注意点は、「興奮させ過ぎないこと」です。
運動させることで、犬は興奮しやすくなります。
過度に興奮してしまうと、飼い主さんの声も届きにくくなります。
そのため、一度に長時間遊ぶのではなく、適度な休憩を挟みつつ愛犬の感情をコントロールしてあげましょう。
具体的には、5分~10分ほど遊んだら小休憩を挟むと良いです。
誤飲しないもの、壊れて鋭利になるアイテムは使わない
3つ目の注意点は、「誤飲しないもの、壊れて鋭利になるアイテムは使わないこと」です。
愛犬のサイズを考慮し、誤飲しないサイズ感のアイテムを活用しましょう。
またアイテムは遊んでいる中で、壊れてしまうことがあります。
その際、愛犬や飼い主さんが怪我をしてしまうものは危険です。
つまり、壊れたら鋭利になるものなどは避けた方が無難です。
滑り止め対策を講じる
4つ目の注意点は、「滑り止め対策を講じること」です。
床が滑りやすいと愛犬が転倒したり、足を捻ったりしてしまう危険性があります。
また、「引っ張り合い」などの遊びでは、上手く足に力が伝わらず、足腰に負担をかけてしまいます。
これらのことから、マットなどの滑り止め対策は重要です。
危険なものは事前に片付けておく
5つ目の注意点は、「危険なものは事前に片付けておくこと」です。
遊んでいる際に、愛犬がぶつかって危ない家具などがそれに該当します。
また、ぶつかって壊れてしまうものもあらかじめ片付けておく必要があります・
愛犬が怪我をする恐れがありますし、事故とはいえ飼い主さんも壊されて嫌なものがあると思います。
片付けと同時に、遊ぶ内容に応じて十分なスペースを確保してあげましょう。
物が片付けられていても、狭いスペースでは壁などにぶつかる危険性があるためです。
飽きさせないように工夫する
6つ目の注意点は、「飽きさせないように工夫すること」です。
パターン化された遊びを続けていると、どうしても飽きてしまいます。
そのため、飽きさせないような工夫が必要です。
例えば、「宝探し遊び」では、毎回同じところに隠すのではなく、バリエーションを持たせましょう。
ちょっとした工夫でも愛犬に刺激を与えることができます。
「ながら遊び」はNG
最後の注意点は「ながら遊び」です。
愛犬との遊びは運動不足解消に限らず、飼い主さんとのコミュニケーションとしても重要な役割を担っています。
そのため、少しめんどうに感じても「ながら遊び」はNGです。
特にスマホやテレビを見ながら遊ぶことなどは、無意識に行なってしまいがちなので注意しましょう。
愛犬と向き合っていないことは、敏感な犬はすぐにそれを感じとります。
また、きちんと見ていないことから不慮な事故に繋がってしまう危険性もあります。
室内で犬に運動させる時間の目安
室内で犬に運動させる時間の目安は、「30分~1時間」と言われています。
※遊びの種類や犬種によって異なる。
30分間遊ぶと言っても、一気に30分遊んでしまうと愛犬は疲れてしまいます。
また、過度な興奮状態になったり、遊びに飽きてしまったりとデメリットが多くなります。
そのため、適度に小休憩を取りつつ運動させることが重要です。
愛犬の運動不足解消のために室内でも適度な遊びを実践しよう!
愛犬の運動不足解消のために、室内でも適度な遊びを実践してあげましょう。
人間同様、犬にとっても運動は非常に大切です。
犬にとっての運動は主に毎日の散歩です。
とはいえ、雨の日や風の強い日など、散歩に出かけることが困難な日もあるはず。
そんなときは室内で運動させてあげることが有効です。
また安全面・距離感の観点から、室内ならではのメリットも存在します。
- 知育遊びが実践しやすいこと
- 飼い主さんとのコミュニケーションが取りやすいこと
簡単に室内で運動させる3つの遊びは、以下の通り。
- 引っ張り合い遊び
- ボール遊び
- 宝探し遊び
外の世界で遊ぶ散歩にも危険がありますが、室内の運動でも絶対に安全ということはありません。
また、遊び方にも工夫が求められます。
具体的には以下の通り。
- おやつを与え過ぎない
- 興奮させ過ぎない
- 誤飲しないもの、壊れて鋭利になるアイテムは使わない
- 滑り止め対策を講じる
- 危険なものは事前に片付けておく
- 飽きさせないように工夫する
- 「ながら遊び」はNG
愛犬が健康的に過ごせるように、室内でも時折遊んであげたいですね!
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