老犬の皮膚トラブル|夏に多いかゆみ・炎症の原因とケア方法

目次
夏になると、愛犬の皮膚トラブルが増えることはありませんか? その理由のひとつが、高温多湿な日本の夏。蒸し暑い季節は皮膚に負担がかかりやすく、かゆみや炎症など、さまざまなトラブルを引き起こしやすくなります。
とくに老犬は皮膚がデリケートで季節の影響を強く受けやすいため、より注意が必要です。
- 老犬に多い皮膚トラブルにはどんなものがある?
- 老犬の皮膚トラブルの原因は?
- 病院へ行くか見極めるサインは?
- 皮膚トラブルを防ぐケアが知りたい
この記事では、そんな飼い主さんの疑問をわかりやすく解説。老犬の皮膚を健康に保つためのケア方法や、おすすめのケアアイテムもあわせて紹介していくので、参考にしてくださいね。
老犬に多い皮膚トラブルの種類
老犬の皮膚は乾燥や刺激に弱くなり、さまざまなトラブルが起きやすくなります。まずは、よく見られる症状やその特徴を見ていきましょう。
かゆみ
老犬は皮膚が乾燥しやすくなるため、かゆみを感じやすくなります。これは、皮膚のバリア機能が低下し、外部からの刺激に敏感になることが原因です。
さらに、加齢に伴って免疫力も低下するため、アレルギーや寄生虫(ノミ・ダニ)などの影響も受けやすくなります。
- 足をしきりに舐めたり噛んだりする
- 特定の場所を頻繁に掻いている
- 背中を床にこすりつける
こうした仕草が増えてきたと感じたら、皮膚の状態をよく観察してみましょう。
皮膚炎
老犬は免疫力の低下やアレルギー反応、皮膚が乾燥して荒れやすくなることで、皮膚炎を起こしやすくなります。
主な皮膚炎のタイプ
接触性皮膚炎
外部の刺激物に直接触れたことで起こる皮膚炎。赤みや腫れ、かゆみ、膿が出ることもあります。
アトピー性皮膚炎
アレルギーが原因で発症し、顔・足・耳などに湿疹や乾燥、かさつきが見られるのが特徴です。
皮膚炎は早期の対処が重要です。症状が進行する前に、早めに獣医師に相談しましょう。
脱毛・毛艶の悪化
加齢に伴い、毛の成長サイクルが乱れやすくなることで、毛が薄くなったり抜けやすくなったりします。とくにホルモンの影響を受けやすい顔まわりや耳周辺は、毛が薄くなりやすい部位です。
また、毛穴の老化やホルモンバランスの変化も、脱毛や毛艶の悪化につながる原因のひとつ。毛艶が悪くなると感じた時は、皮膚の状態と深く関係している可能性が高いでしょう。
老犬の皮膚に負担をかける「夏の要注意ポイント」
夏に気をつけたい皮膚トラブルの原因は、主に5つあります。なぜ老犬に影響しやすいのか、それぞれのリスクとともに解説します。
高温多湿な環境
老犬は年齢を重ねることで、皮膚の弾力や水分を保つ力が低下し、乾燥や蒸れによるダメージを受けやすくなります。そのため、高温多湿な夏は皮膚トラブルが起こりやすくなります。
まず、湿度が高いと皮膚が蒸れやすくなり、細菌や真菌(カビなど)が繁殖しやすくなります。その結果、かゆみや皮膚炎などのトラブルへとつながることも。
さらに、老犬は免疫力も低下しているため、抵抗力が弱まり、感染症が広がりやすくなります。とくに、毛が長い犬種や、体重が増えがちな犬は、皮膚の通気性が悪くなることでリスクが高まるため注意が必要です。
紫外線によるダメージ
紫外線も、老犬の皮膚に大きな負担をかける要因のひとつです。老犬になると皮膚が薄くなり、その結果、防御機能が低下、若い頃よりもダメージを受けやすくなります。
とくに、被毛の薄い犬や皮膚にトラブルをかかえている犬は、紫外線による影響がより深刻になることも。
老犬は皮膚の回復力も低下しているため、紫外線によるダメージを修復する力も弱い傾向があります。
夏のお散歩や外出時には、日差しを避けたコースを選ぶ、紫外線対策グッズを活用するなど、しっかりと対策をとることが大切です。
洗いすぎによる乾燥
老犬の皮膚は乾燥しやすく、シャンプーを頻繁にすることで皮膚のうるおいを保つための油分が過剰に取り除かれ、乾燥が進んでしまいます。また、年齢を重ねると、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)がゆるやかになるため、シャンプー後の保湿ケアも重要となります。
シャンプーをするときは、低刺激で保湿成分が含まれた犬用の製品を選び、シャンプー後はしっかりと乾かし、必要に応じて保湿ケアをしてあげましょう。
虫刺され・アレルギーによる炎症
老犬は加齢により免疫力が低下するため、虫刺されに対して過敏に反応しやすくなります。
夏は、蚊やノミ、ダニなどの虫が活発になる季節。これらの虫に刺されることで、かゆみや炎症などの皮膚トラブルが起こりやすいでしょう。
そのほかにも、花粉やハウスダストなどによるアレルギー反応が引き金となって、皮膚が赤くなったり、強いかゆみを伴うケースも。
老犬は、ダメージからの回復に時間がかかるため、悪化しやすくなります。
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病院へ行くべきサイン
老犬の皮膚トラブルは、早めに対処することが重要です。一見すると軽い症状でも、放っておくと悪化し、治療に時間がかかるケースもあります。
次のようなサインが見られたら、できるだけ早めに動物病院で診てもらいましょう。
かゆみや掻きむしりがひどくなる
同じ場所を執拗に掻く、掻きむしりが激しくなる、皮膚に傷ができている、といった場合は要注意です。感染症や炎症が進行している可能性があります。
とくに老犬は皮膚が薄く免疫力も低下しているため、掻きむしった部分から感染が広がりやすくなっています。
皮膚が赤く腫れている、膿が出ている
皮膚が赤く腫れている、膿が出ている、かさぶたや出血が見られるようなら、早めに獣医師に相談してください。細菌や真菌による感染が疑われます。
脱毛が進行している、毛艶が悪くなった
老犬では、加齢に伴って毛が薄くなることは珍しくありません。ただし、突然の脱毛や毛艶の悪化が見られた場合は、ホルモンバランスの乱れや皮膚炎、アレルギー反応などが原因となっている可能性もあります。
異常な臭いがする
皮膚からいつもと違う強い臭いがする場合は、皮膚炎や感染症が原因となっている可能性があります。老犬は皮膚の自然治癒力が低下しているため、症状が進行しやすく、臭いが強くなる前に早めに対応することが大切です。
足裏の皮膚がひび割れている
老犬は足裏の皮膚が乾燥しやすく、ひび割れができてしまうことがあります。歩く時に痛そうにしていたり、ひび割れがどんどん広がっていたりする場合は、皮膚トラブルが進行しているサインの可能性があります。
歩行に影響が出る前に、早めに動物病院を受診しましょう。
食欲や元気がない
皮膚トラブルが悪化すると、痛みや不快感がストレスとなり、食欲や元気に影響が出ることがあります。
目立ったけがや病気がないのに、食欲が落ちたり、元気がないように見えるときは、なんらかの皮膚トラブルが原因になっている可能性があります。
今日からできる、老犬の皮膚トラブル予防ケア
老犬の皮膚が、乾燥しやすくなったり、刺激に敏感になったりするのは、加齢によるもので、止めることはできません。けれども、日々のケアを工夫することで、進行をゆるやかにする、皮膚トラブルを予防するなどはできます。
老犬の皮膚の健康を守るために飼い主さんができるケアで、愛犬が快適に夏を過ごせるようにサポートしましょう。
適切なシャンプー
乾燥しやすい老犬の肌は、シャンプーをし過ぎると皮膚のうるおいを奪い、トラブルを引き起こす原因になります。シャンプーの目安は月に1〜2回程度。老犬の皮膚にやさしい低刺激性で保湿成分入りの製品を選びましょう。
シャンプー後は、毛が完全に乾くまでしっかり乾かすことが大切です。濡れたまま放置すると、カビや細菌が繁殖しやすくなり、皮膚炎につながる恐れがあります。
保湿ケア
シャンプー後や空気が乾燥している季節・環境では、保湿剤を使ってうるおいを補いましょう。オイルやローション、クリームなど、保湿成分が豊富なものを選ぶと効果的です。使用時はやさしくなじませ、塗りすぎないよう注意しましょう。
ただし、皮膚トラブルを抱えている場合は、獣医師に相談してから行ってください。
食事と栄養のサポート
皮膚の健康を保つには、内側からの栄養も重要です。オメガ3脂肪酸、ビタミンE、亜鉛などは、保湿力の維持や炎症の軽減に役立つといわれています。
高齢犬用のフードはこれらの栄養素が含まれていることが多いですが、必要に応じて獣医師に相談して、サプリメントを取り入れるのもおすすめです。
定期的な皮膚チェックとブラッシング
老犬は皮膚の感覚が鈍くなりやすく、犬自身が異常に気づきにくいことがあります。かゆみ、赤み、傷、膿などがないか、飼い主さんが日常的に皮膚の状態をチェックしてあげましょう。
また、毛が抜けやすく毛玉もできやすいため、定期的なブラッシングで清潔を保つことが大切です。ブラッシングは、血行を促す効果もあり、皮膚の健康維持にも役立ちます。また、ケアの時間は愛犬とのスキンシップの時間になるため、ストレス軽減も期待できます。
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紫外線対策
老犬の皮膚は紫外線の影響を受けやすく、ダメージが蓄積しやすい状態になっています。
外出の際は、日差しが強い時間帯を避け、日陰を選んで散歩しましょう。UVカット機能のあるスプレーや洋服を活用するのも効果的です。
定期的な獣医師の診察
年齢とともに皮膚のトラブルが起こりやすくなる老犬にとって、定期的な健康チェックはとても大切です。目立った症状がなくても、年に1回は獣医師による診察を受け、皮膚の状態を確認してもらいましょう。
早期に異常を見つけることで、深刻なトラブルを防ぎ、愛犬の快適な暮らしをサポートできます。
シニアの快適な毎日に特化したウェルネスウェア
高温多湿な夏は、老犬の皮膚にとって大きな負担となり、かゆみや炎症、脱毛といったトラブルが増えがちです。早期発見とやさしいケアを心がけて、皮膚の健康を守っていきましょう。
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